201606.24

気を感じる

Post by 中西千華 2016年6月24日


わたしたちは何かにつけ「気」を感じますが、少し前に「気」を感じた出来事について書きます。
少し前になりますが、コンフォートゾーンがずれてきているのもあるせいか、引っ越しを考えてもいいのかなとふと思い、部屋を見に行きました。
特別引っ越す必要性はないのですが、なんとなく見に行きました。
築5年以下で探してもらい、新しいマンションの部屋を何部屋か見せてもらいました。

ピンとくるものがなかったので帰ろうとしていたところ、たまたま、担当の方が思いついた部屋を見せてもらいました。

そこは築10年ぐらいだったので、担当の方は紹介しないでおこうと考えてくれていたようでした。

間取り図も何も知らなかったのですが、部屋に入った瞬間、ふわっ・・・ととても良い感じがしました。

瞬間的に部屋の気、部屋の情報を感じたのだと思います。

玄関で靴を脱いでいるとき、瞬間的に、「あ、わたしはこの部屋に住むんだ」と思いました。

間取り図も見ずにふらっと見せてもらった部屋で、しかも玄関先でそんなふうに思うとは予測していませんでした。

部屋の中を見ましたが、じっくり見るというよりも確認した、という印象でした。

今考えると、その部屋には幸せの気、幸せの情報がつまっているのだと思います。

幸せ、という言葉以上に、何とも表現しがたい、前に住まれていた方々の温かさが感じられました。

特殊能力がなくても、人間は誰しも「気」を感じながら、「気」を発しながら生きています。

心を静かにして、あなた自身の内部の観察、それから周りの環境である外部の観察をしてみてください。 

201606.23

ドリームキラー

Post by 中西千華 2016年6月23日

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ドリームキラーとは、”夢を壊す人”です。

対義語はドリームサポーターです。

ドリームキラーは、みなさんの身近にたくさんいて、身近な人のほとんど全員がドリームキラーと言っても良いぐらいです。

しかも、ドリームキラーの多くは、心からの善意で、ドリームキリングしてくる、”いい人”です。

わたしの過去の経験談を少し話します。

わたしの母親は、スーパードリームキラーです。

スーパードリームキラーの勲章をあげたいぐらい、すごい人です。
いつか勲章を作ろうと思っています。

言い換えると、すごくすごく、本当に”いい人”です。

わたしは大学合格にあたり、2年間浪人しています。

おそらく、高校卒業時点で、はっきりとしたやりたいことがなかったことが原因かなと、今は思います。

1年目の浪人中に、医師になろうと決めました。

医学部を受験するとき、わたしは親に大学名と学部名をごまかして伝えました。

受験前に伝えて、否定されるのが非常に怖く、しかも親による否定をはねのける自信は当時の自分にはありませんでした。

合格してから大学名と学部名をきちんと伝えました。

この時までに、散々ドリームキリングされていて、少し知恵がついていたのだと思います。

また、少し最近の話になりますが、経営大学院に入った時の話です。

「経営学を勉強しようと思う。」と言ったところ、「せっかく先生になったのに何を言っているの。」という反応が返ってきました。

ちなみに、日本で医師は先生と呼ばれますが、医師は医師になるためのトレーニングを受けた職人であり、偉い人ではありません。
このときは、すでに勤務先を辞めることが決まっていたので、何を言われようとも変更不可でした。
では、みなさんに、ドリームキラーに対してどう対処していただきたいか、まとめます。

⓵ゴールを、プロのコーチ以外には言わない。

⓶ドリームキリングされそうだと感じた時、心の中で”この人の言うことには価値がない”と思うようにする。口に出さずに心の中で思ってください。

本物のプロのコーチはドリームサポーターです。

安心して、ゴールを教えてください。

201606.23

香りにのった情報

Post by 中西千華 2016年6月23日

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みなさんにも経験があると思いますが、香りには情報がのっています。

実家を思い出す香りであったり、友達を思い出す香りであったり、嗅覚で何かを思い出すことはよくあるのではと思います。

わたしがふだん使う香水は2種類あり、そのうちの一つが写真右側のELLENSIAです。

左側はふだん使う2種類とは別に、ELLENSIAの代わりに、今日使おうとしているAmaranthineです。

もう一つ、愛用しているものがあるのですが、今日は書かないことにします。

これらの香水の香りには情報があります。

ELLENSIAの香りは、花束の香りです。

ピンクのリボンがかかっていますが、まさに香りの色はピンクや白や黄色で、しかもフレッシュなみずみずしい花束のイメージです。

音楽にするとハープによる繊細な音楽が聞こえるような、そんな香りです。

Amaranthineの香りは、色のイメージはダークなパープルのような色をしており、夕焼けのようなイメージがあります。

音楽にすると、あまり詳しくはないですが、オペラのような音楽が聞こえます。

ELLENSIAにのっている情報が、いまの自分とマッチしないので、今日はELLENSIAをしまって、Amaranthineをしばらく使ってみようと思いました。

ただ、先ほどもう一つ愛用している香水を内緒にしましたが、ELLENSIAも相当大好きです。

ですので、大切にしまいます。

ちなみに、わたしは共感覚をもっているのではないのですが、誰でもトレーニングで他の感覚で感じることが可能になります。

みなさんもぜひ、香りを色や音にしたり、音を色や香りや触覚にしてみたり、ある感覚をさまざまな感覚に置換するトレーニングをしてみてください。

情報空間がより認識しやすくなりますし、世界が少し違って見えてくるかと思います。

201606.22

お金とは何か

Post by 中西千華 2016年6月22日


お金について考えます。

お金とは、そもそも物々交換をスムーズに行うツールとして使われ始めたものです。

例えば1万円札ですと、1万円札そのものには、紙とインク、印刷代以上の価値はありません。

モノに交換できるという機能があるので、わたしたちはお金そのものに価値があると思い込み易くなっています。

ただ、お金そのものには価値はないものの、日常生活においてはあると便利なものです。

お金が欲しいと思うのであれば、なぜ必要なのか、何に使いたいのか、徹底的に考えてください。

そして、モノが欲しい場合、なぜそれが欲しいのか、本当にそれが欲しいのか、誰かにそう思わされていないか考えてください。

また、裕福な生活がしたい、美味しいものが食べたいと考える場合、その思いは飢餓への恐怖からきている可能性があります。

今の日本において、食べ物を買うお金がなくて飢餓で死ぬことがあると、本当に思いますか。

わたしは生活保護を現物支給にする方が良いと考えますが、現在の生活保護でいくら支給されるか知っていますか。

そしてその支給額を知った上で、あなたが仕事をする理由はなんでしょうか。

もっと言うと、貴族のような生活で、心から幸せを感じられるのでしょうか。

わたしは今、いろんな質問をあなたに投げかけています。

あなた自身に考えてもらいたいからです。

201606.22

愛欲と社会的情動

Post by 中西千華 2016年6月22日

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愛欲と社会的情動の違いについて考えたいと思います。

簡単に言うと、愛欲は抽象度の低い愛であり、煩悩の一つです。

愛欲が、世間一般で認識されている愛情ではないかと思います。

一方、社会的情動は、抽象度の高い愛であり、”慈悲”とも表現されます。

社会的情動について、苫米地英人博士の著書でよく出される例として、線路の切り替えの例があります。

アメリカでの実験です。

「あなたがプラットフォームにいるときに電車が走ってきて、線路の切替機を切り替えないと、その先に立っている人が一人死ぬ場合、あなたはどうしますか?」という質問に対し、100人中100人が「走って切り替えに行く」と答えました。

自分が死ぬ可能性よりも、1人でも助かる可能性を選ぶ、これが社会的情動です。

さらに、「線路の切替機を切り替えないと一人死ぬが、切替機を切り替えた場合にはその先に五人の人がいる場合、あなたはどうしますか?」という質問に対し、ほとんどの人が混乱して答えを出せませんでした。

どちらを選んでも死ぬ人がいる場合、答えを出せない、判断できない、これが論理を超えた愛であり抽象度の高い愛である、とあります。

ここからは私の考えですが、一般的に人間は年を重ねるごとに愛欲から社会的情動へと愛の抽象度が上がる印象を受けます。

より詳しくいうと、愛欲と社会的情動の割合のうち、社会的情動が増えてくるという印象です。

例えば、若い年齢で経験する「誰かを好きになる」という情動は典型的な愛欲であり、煩悩であり、抽象度の低い愛情です。

良い悪いではなく、人間として、子孫を残すための性欲とつながることを考えると、愛欲を持って当然のものです。

また、「結婚して恋人から家族になってしまった」という表現を聞くことがありますが、いつまでも煩悩である愛欲のみでは進歩していないとも言え、家族としての社会的情動になるというのは愛の抽象度が上がっていることになります。

熟年離婚という言葉がありますが、愛情の抽象度を理解していないこともあるのではないかと思います。

1人の人間に対し、愛欲から社会的情動まで、さまざまな抽象度の愛を持って良いものであり、「愛欲がなくなったから冷めた」という簡単なものではないです。

線路の切替機の話に戻りますが、上記の、どちらを選んでも死ぬ人がいる場合、判断できない。これが人間として抽象度の高い社会的情動です。

どんなときでも論理的に判断できるのが良いのではなく、迷うべきところで迷えることが人間の素晴らしいところだと言えます。

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