伊勢海老
これはわたしの故郷、和歌山で作られている伊勢海老を使った煎餅で、お土産としてドライブスルーなどで売られています。
和歌山にいるころから好きで、よく買っていました。
絵の伊勢海老が実に活き活きしていて、つつみ紙から飛び出てきそうです。
この絵をみると、以前、和歌山の「すさみ町」というところでダイビング中に見た伊勢海老を思い出します。
わたしはアドバンスのライセンスを持っているのですが、ここしばらくは潜っておらず、かなり前のことです。
その時はそれほど深いところまで潜らなかったのですが、「ああ、この海で世界がつながっているんだな」と思いました。
潜っているときに、伊勢海老が少し遠くにいるのが見えました。
そのときは、びっくりするぐらい大きく見えて、伊勢海老の化け物みたいな印象を受けました。
いま考えると、「伊勢海老の化け物」ですが、もしかしたら近くまで行って見たら「普通の伊勢海老」だったのかもしれません。
わたしたちがゴールを設定するときに、あまりにも現状の外過ぎて、自分にはとんでもない、とか、自分にはとても無理だ、という気持ちになることがあることがあるかもしれません。
でも、意外とわたしたちは大きい存在で、実際によくよく見てみると現状のわたしたちで十分達成可能な事柄であることがよくあります。
ゴール設定の基本は「現状の外に設定する」なので、ぱっと見「伊勢海老の化け物」に見えても、実際は現状の延長上の事柄である可能性はあります。
ゴール設定の際には、本当に「現状の外」なのか、よくよく観察する必要があります。
よく見ると「伊勢海老の化け物」なんかではない可能性があります。
ふりかえり
今回もドラえもんのひみつ道具について書こうかと思いましたが、しつこいという声が聞こえそうなのでやめておきます。
また、最近千手観音を好きになってしまい、(パソコンではなく)部屋の壁紙を千手観音にしようかと思いましたが、姉妹たちの反対に遭いました。
早いもので、あと2週間でコーチ補の「補」が消えます。
コーチ補の期間は二度と戻ってこず、人生というのはそういうものなのですが、感慨深いです。
今日はコーチとしての自分のふりかえりをします。
わたしのコーチとしての目標は、クライアントを半年間でセルフコーチングできるところまで連れて行くことができればいいなと考えています。
あくまでも自分自身の目標なので、その時々の状況に応じて、延長であったり、頻度を減らしてコーチングを続けさせてもらったりということはあるかもしれません。
また、わたしは麻酔科医でもあるので、麻酔の時は薬の塩梅が瞬時にわかります。
患者さんの状態や年齢や体重によって、微妙に薬や点滴の量を変えます。
一種類を変えるのではなく、すべてのバランスを微調整します。
普通の麻酔科医はみな、そうだと思います。
この麻酔の塩梅の感覚を、できるだけ早くコーチングにおいても身に付けます。
物事には時間をかけるべきところと、かけるべきでないところがあり、塩梅の感覚を身に付けるには時間がかかるかもしれませんが、そのなかでもmax早い段階で身に付けようと考えています。
どんなProfessionalでもそうだと思いますが、「情熱」だけではプロ足り得ず、かといって、「情熱」がなければプロになることはできません。
プロのコーチに必要なものを、これからじっくり考えて今日は眠りたいと思います。
続 どら焼き
昨日挙げた、ドラえもんのひみつ道具を再掲して、コーチングの側面から見たわたしの解釈をさらに加えます。
【あらかじめ日記】・・・この日記に書いたことは、どんなことでもぜったいにその通りになる。
⇒苫米地英人博士が出していらっしゃる「夢が勝手にかなう手帳」みたいですね。博士の手帳を使わなくても、あなた自身で「あらかじめ日記」を作れます。アファメーションに近いものでもありますね。
【一夜漬けダル】・・・このタルの中に入っている特殊なぬかに、できるようになりたいモノといっしょにつかると、いつのまにかじょうずになっている。長くつかるほど、効果がある。
⇒できるようになりたいモノとつかる、例えば英語を話せるようになるには、英語しか話せない環境に飛び込むのが早いことはよく聞きます。同様に、セルフコーチングも、一度よく学んだ上で、ぬかのなかに一緒につかるつもりでいていただくと、いつの間にか上手になるものです。
【イマニ目玉】・・・見たい未来の時刻にダイヤルを合わせて目に入れると、未来のできごとを見ることができる。
⇒ゴール設定をしたら、そのゴールに向かう自分を想像します。強くビジュアル化します。イマニ目玉が目に入っているかのような気持ちで見るといいかなと思います。
【ウキウキ輪】・・・これをつけると心の痛みを忘れ、気分がウキウキして、細かいことは気にならなくなる。破れやすいのが難点。
⇒わたしはみなさんに、want toのことをどんどん増やしていただきたいです。そしてwant toが増えてくると、ウキウキ輪がなくても、目に見えない破れないウキウキ輪をつけているかのようになると思います。
【宇宙完全大百科と端末機】・・・この中に、宇宙に存在するありとあらゆる情報がつまっている。知りたいことを端末機にうちこめば、情報が出てくる。
⇒人間はそれぞれに宇宙を持っています。それぞれが宇宙だという方が良いかもしれません。コーチングで表現すると、ゴールを宇宙完全大百科の端末機に打ち込めば、ゴールにとって重要な情報や必要な情報が出てきます。実際には、みなさんの目に情報が見えてきます。
【うつつまくら】・・・夢と現実を取りかえる道具。このまくらを使って眠ったときに見た夢は、現実になる。
⇒夢やゴールと現実の間には、通常ギャップがあり、より臨場感を強く持つことができた世界に人間は向かいます。うつつまくらを使っているような気持ちで、ゴールの臨場感を現実の臨場感よりも強くすることで、わたしたちはゴールへ向かい始めます。
以上です。正解はありません。
本当は本物のイラストを載せたいのですが載せられないので、みなさん自身で探して見てみてください。
臨場感が上がると思います。
どら焼き
なんだか懐かしいキャラクターのどら焼きが売っていたので、ついつい買ってしまいました。
藤子不二雄先生の『ドラえもん』です。
今更ですが、藤子不二雄は、藤本弘氏(藤子・F・不二雄)と安孫子素雄氏(藤子不二雄A)による漫画家ユニットの共同ペンネームです。
『ドラえもん』は藤子・F・不二雄による作品です。
1969年より雑誌に連載が開始され、1973年に初めてテレビアニメ化されています。
わたしが物心ついたころには、家のテレビで毎週『ドラえもん』を見ることが習慣となっていました。
ドラえもんは22世紀のトーキョーという未来の国で作られたものであり、ネコ型ロボットです。
のび太のひ孫であるセワシが、のび太の悲惨な未来を変えるために、のび太の世話役として持ってきたものです。
ドラえもんの特徴として、ロボットでありながら人間のようにコミュニケーションを取ることができ、四次元ポケットを持っています。
ドラえもんは四次元ポケットから「ひみつ道具」とう道具を取り出して、のび太の願望をかなえたり、のび太やその友人たちを助けたりします。
いま、テレビ朝日のホームページにある、「ひみつ道具カタログ」というものを閲覧しているのですが、人間の記憶というのは頼りにならないなぁと感じています。
子供のころに毎週毎週見ていたのに、ひみつ道具が初めて見るものばかりです。
では、面白いひみつ道具をいくつか紹介しましょう。(朝日テレビホームページより)
コーチングにつながりそうなところから。
【あらかじめ日記】・・・この日記に書いたことは、どんなことでもぜったいにその通りになる。
【一夜漬けダル】・・・このタルの中に入っている特殊なぬかに、できるようになりたいモノといっしょにつかると、いつのまにかじょうずになっている。長くつかるほど、効果がある。
【イマニ目玉】・・・見たい未来の時刻にダイヤルを合わせて目に入れると、未来のできごとを見ることができる。
【ウキウキ輪】・・・これをつけると心の痛みを忘れ、気分がウキウキして、細かいことは気にならなくなる。破れやすいのが難点。
【宇宙完全大百科と端末機】・・・この中に、宇宙に存在するありとあらゆる情報がつまっている。知りたいことを端末機にうちこめば、情報が出てくる。
【うつつまくら】・・・夢と現実を取りかえる道具。このまくらを使って眠ったときに見た夢は、現実になる。
「あ」~「う」ではじまるひみつ道具でもかなりの数があり、しかも面白くてここまで読むのにかなり時間がかかりました。
「あ」「か」「さ」ではなくて、「あ」「い」「う」です。
ひみつ道具を6つあげましたが、とっても面白くありませんか。
おそらく、みなさんそれぞれで感じ方は異なると思います。
わたしが感じたことを書きます。
【あらかじめ日記】はアファメーションのような存在、【イマニ目玉】はビジュアライゼーション、【ウキウキ輪】はまさにマインドの使い方、【宇宙完全大百科と端末機】は小宇宙である人間そのものを表している気がします。
【一夜漬けダル】はセルフコーチングを続けることでマインドの使い方がどんどん上手になるような印象をうけますし、【うつつまくら】は臨場感と関係しています。
なんといっても、【宇宙完全大百科と端末機】=人間というところが最高に興味深いです。
多くの情報を一気に書きましたが、この6つを選ぶのにかなり時間がかかっています。
みなさんも、これら6つの意味をひとつひとつ、じっくりと考えてみてください。
先ほども書きましたが、同じ感じ方ではなくて良いので、想像の世界で楽しんでみてください。
「え」以降のひみつ道具に関しては次回のお楽しみに・・・。
want to
今週のある日、わたしは9時から22時まで手術室の中で麻酔をかけていました。
「麻酔科医でないと分からない疲れ」が我々麻酔科医の仕事には存在します。
医師でない方々だけでなく、他科の医師にも理解してもらうのは難しいのではないかと思います。
同じ麻酔科医でも、ペインクリニックや緩和ケアをしている方が、「やはり麻酔は疲れるね」とおっしゃっていました。
列挙はしませんが、全身麻酔では患者さんの呼吸を止めるので、主にそれによって生じるのかなと考えています。
帰宅は深夜12時前でした。
でも不思議なもので、勤務中、早く帰りたいとか、しんどいとか、そういった感情は一切出てきませんでした。
わたしにとってwant toの仕事であり、この仕事が好きなのだなぁと感じます。
また、表現が難しいですが、わたしは職人なので、そもそもhave toになり得ないという感じもします。
当然コーチングも、わたしにとってwant toです。
今の生活でhave to(やらねばならない)のものは見つかりませんが、もっともっとwant toのものを遠慮なく増やしていこうと思います。
もちろん、みなさんにも、大切な人生をwant toでいっぱいにしていただきたいです。
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