201608.06

Stay with me.

Post by 中西千華 2016年8月6日

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最近、アメリカのテレビドラマである「グレイズアナトミー」を毎日のように観ています。

「グレイズアナトミー」は医療ドラマであり、ヒューマンドラマでもあります。

その中で良く使われるフレーズで、最近お気に入りのものが、「Stay with me.」です。

このフレーズを使っているシーンの多くは、患者が意識を失いかけているときに「しっかりしろ!」という意味で用いています。

日本語で「しっかりしろ!」というのが、英語だと「Stay with me!」となるのは、わたしにはとても興味深く感じます。

逆に言うと、英語の「Stay with me!」を、日本語にするときに「しっかりしろ!」と訳していいのかなと疑問に感じている部分もあります。

「Stay with me.」とは要するに、「意識状態を自分と同じ状態に保ってね」という意味であり、さらには「同じ臨場感空間にいてね」ということだと考えます。

医師が患者に話しかける言葉でもあるかもしれないし、コーチがクライアントに話しかける言葉であるかもしれないし、究極的には人間同士であれば「Stay with me.」の発想はとても大切なのではないかなと思いました。

コーチはクライアントの抽象度やエフィカシーが上がるように導きますが、その場合のイメージはクライアントを引っ張り上げるようなイメージです。つまり、高低差があります。

「Stay with me.」は高低差がないように感じます。

わたしとしては引っ張り上げるイメージだけでなく、コーチとしてのみならず人として「Stay with me.」のイメージはとても重要だと感じています。

目の前の人の抽象度やエフィカシーがどのぐらいの高さであっても、もしくは時間軸のどこにいるとしても、自分がそこに行って「ただ一緒にいる」というのは、簡単なようで誰にでもできることではありません。

わたしはどんな状況であっても、「Stay with me.」と言えるように日々学び続けたいと思います。

201608.05

続 立体視

Post by 中西千華 2016年8月5日

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立体視について、昔からずっと考えていたことを書きます。

立体視というと視覚のみのようですが、視覚に限らず、人間の感覚全ては、世界を、宇宙を立体的に感じるために精巧に作られているような気がしています。

昔から考えていたのは、イヤホンで音楽を聴く時、片耳だけだとわたしには直線的、もしくは平面的な音に聞こえます。ただの情報が耳に入ってくる感じです。

それが、もう片方の耳にもイヤホンを入れた瞬間、頭の中にコンサート会場が出来上がります。

片耳だと一次元かせいぜい二次元だったものが、両耳で一気に三次元かそれ以上になります。

つまり、両耳にイヤホンを入れて音楽を聴くことで、聴覚からの物理空間の情報を遮断すると同時に、情報空間の世界がいきなり広がります。

昔から、片耳で聞いてみたり、両耳にしたりして、この差はなんなのだろうと、よく考えていました。

視覚に関しても、両目で見る方が奥行きが遥かにわかりやすくなります。

また、嗅覚と味覚はこの二つのコラボレーションがあって初めて「味」が立体性を持ちます。

味覚は甘さや苦さや酸っぱさなどを感じるだけであり、味覚単体ではいわゆる「味」は感じらません。嗅覚があっての「味」です。

また、ある感覚に不自由がある場合は、必ずと言っていいほど、それを補完するため他のある感覚が突出して鋭くなる気がします。

人間には儚く脆い一面はありますが、わたしたちにもたらされている可能性は果てしなく深いです。

わたしたちが生まれたときからすでに可能性はもたらされています。しかも、とてつもない可能性です。

このことを忘れないでください。

201608.04

孔子と空海

Post by 中西千華 2016年8月4日

昨日は、苫米地英人博士著の『洗脳論語』より、孔子の言葉を引用しました。

今日は同じく『洗脳論語』より孔子の言葉と、苫米地英人博士著『空海は、すごい』より空海の言葉を対比的に引用します。

まずは『洗脳論語』より。

「子曰く 、性相近し 。習い相遠し 。子曰く 、唯上知と下愚とは 、移らず 、と 。 (陽貨第十七の二 )

この文の前半と後半の矛盾に 、論語の本音が見え隠れしています 。 「性相近し 。習い相遠し 」は 、至極真っ当な意見です 。一般的には 「人は生まれに関係なく 、もともと皆似たような性質であるが 、その後の勉学によって力の差が出てくる 」という解釈がなされています 。私の解釈も同じです 。この意見は 、指導者にとっては常套句のようなものです 。しかし 、 「唯上知と下愚とは 、移らず 」はどうでしょうか 。 「飛び抜けて賢い人 (天才 )と 、飛び抜けて愚かな人 (凡才 )は 、どのようにしてもその差を埋められない 」というのが一般的な解釈です 。前半で生まれは関係ないと言っておきながら 、後半では生まれながらに差はあると言っています 。明らかな自己矛盾でしょう 。」

次に『空海は、すごい』より。
「上天子に達し 、下凡童に及ぶまで 、未だ有らじ 、学ばずして能く覚り 、教えに乖いて自ら通ずるものは 。

超訳    国王から子供に至るまで 、生まれながらにして真理を知り 、誰からも学ばずにダルマを理解する人はいないのです 。 (三教指帰巻上 )」

孔子の明らかな差別主義が感じられる言葉と、空海による平等を説いた言葉は、対照的です。

孔子の、自身の地位を守ろうとする必死さが伝わってきます。

その他、『空海は、すごい』より。

「虚空尽き 、衆生尽き 、涅槃尽きなば 、我が願いも尽きん 。

超訳     宇宙も 、すべての生命も 、悟りの世界も 、心が生み出しているとみなが知ったとき 、私の願いが叶うのです 。 (遍照発揮性霊集巻第八高野山萬燈會の願文 )」

この文章は、コーチングと深く繋がっていると感じており、わたしがみなさんにお伝えしたいことも、究極的にはここにくるのかなと感じました。

空海は、優しさに溢れた天才だと思います。

わたしの故郷は和歌山なので、近いうちに帰省して高野山を訪れたいと思います。

201608.03

ダブルバインド

Post by 中西千華 2016年8月3日

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苫米地英人博士著の『洗脳論語』より引用します。

「子曰く 、質 、文に勝てば則ち野なり 。文 、質に勝てば則ち史なり 。文質彬彬として 、然る後に君子なり 、と 。 (雍也第六の十八 )  一般的には 「中身が外見を上回ると野暮になるし 、外見が中身を上回ると気障になってしまう 。中身と外見を器用に調和させている者が 、君子にふさわしい 」という意味で捉えられています 。」

苫米地英人博士が書かれているように、この文章で孔子は、皇帝以外の人間は「野」(能力はあるが学のない民間人)か「史」(学はあるが能力のない官僚)に分けられると言っています。

どちらかを選ばざるを得ないようにして、どちらを選ぶにせよ、結果的に否定して身動きがとれないようにする手法です。

ダブルバインド、といいます。

博士によるとカルトの教義によく使われている手法とのことですが、わたしは一般的にも、ダブルバインドのような話し方をする人を見かけるような気がします。

カルトの場合は、相手を洗脳しやすい状態にしてから行うので洗脳となりますが、わたしたちのふだんの生活においてもダブルバインドは見受けられます。

特に親子関係だとよく起きている可能性があり、幼少時の反論できない時期にダブルバインドを受け続けた子供は、心に深い傷を負います。

わたしたちがダブルバインドを仕掛けられた場合は、結論からいうと、「どちらも選択しなくて良い」です。

また、子供と接する場合は、子供自身が選択肢を見つけられるような、接し方をしたいものだなと感じます。

201608.02

コンフォートゾーン

Post by 中西千華 2016年8月2日

今回はコンフォートゾーンについての理解を深めようと思います。

コーチングでは、コンフォートゾーンとは居心地の良い場所を指し、ゾーン(zone)なので幅を持ったものとして認識します。

わたしもみなさんも、それぞれのコンフォートゾーンを持っており、その中で生活しています。

住んでいるところとか、食べているものとか、仕事とか、収入とか、友人関係とか、生活すべて、です。

コーチングでは、現状のコンフォートゾーンを、ゴールのコンフォートゾーンへとずらしていく作業をします。

コーチングを受けたことがある方は、体感として分かるのではないかと思います。

コンフォートゾーンがゴール方向へずれ始めると、それまでの自分のコンフォートゾーンの居心地が悪くなります。

そして、コンフォートゾーンについてさらに説明が必要です。

コンフォートゾーンにいるときは人は最大限能力を発揮することができるということです。

コンフォートゾーンから外れると、緊張したり不安を感じることでIQが下がってしまい、思うように力が発揮できなくなります。

要するに、ゴールのコンフォートゾーンにいる自分を想像しても、緊張や不安を微塵も感じないくらい、臨場感を高める必要があります。

臨場感を高めるツールはアファメーションはじめいろいろあるかと思いますので、みなさんに合ったやり方で楽しんでゴールのコンフォートゾーンを体感してください。

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