10年間ありがとう
コーチングとはあまり関係のない記事になります。
一緒に10年という時を過ごしてくれた動物が、亡くなりました。
小さい動物、かつ捕食される動物なので、本当に死ぬ間際まで辛そうな素振りは見せませんでした。
ただ、あまりに急で、ここ2日餌の減りが少ないことを気にしていたところでした。
餌やおやつのストックも減ってきたので、買ったばかりでした。
10歳ですと、おそらく寿命で、天寿を全うしたとは思うものの、
やはり寂しく感じます。
帰宅したところ、普段と違う姿勢でいたので、嫌がるのを承知で抱き上げました。
生きていましたが身体に力は全く入っておらず、わたしが座って抱いている間にゆっくりゆっくり亡くなりました。
わたしの腕の中で亡くなっていく様子をただ見るのは、なんとも言えない気持ちになります。
もう寿命であり死ぬことを決めた動物を、動物病院に連れて行くことはわたしはしないので、
ただ、最期の時を静かに一緒に過ごしました。
死にゆく彼女を抱きながらいろいろ考えさせられました。
わたしは文面で、自分が不可逆的に死に向かっている時、西洋医学で言う無駄な延命治療を拒否しています。
みなさんは……、みなさんの最期にどのような選択をしますか?
正解はなく、自由です。
ただ、考えておくことは、自分のためにも遺される方々のためにも、非常に大切だと思います。
恩師
写真はわたしが研修医のころに買った聴診器です。
医師免許を取ったばかりのころは、早く成長したくてたまらなくて、今思えばわたしは必死で、焦っていました。
写真の高額な聴診器や名前の入った白衣などは、医師としての臨場感をより早く強く得るためのツールだったのかもしれないなと思います。
この聴診器はもう長らく使っておらず、わたしの名前の入った白衣は今の働き方では必要ないので捨てました。
どの手術室にもオペ着があり、わたしは白衣を着ていなくても医師だからです。
話は変わりますが、先日恩師と電話でお話ししました。
恩師は医師です。
お話したのはもしかしたら8~9年ぶりぐらいかもしれません。
アポを取らせていただきたくてお電話したのですが、お会いして話すことはもうほとんどないのではないかというぐらい、お話しました。
久しぶりにお電話でお話しすると、わたしにも変わっていない部分と完全に変化している部分があり、恩師にもお変わりない部分と以前とお変わりになった部分があるように感じました。
恩師もそうお感じになられたのではないかなと思います。
わたしの以前から変わらないところは…、良く言うと自分のポリシーがあります。
そんなわたしでも可愛がってくださったのは、恩師の情報身体が非常に大きいのだと思います。
恩師から見ると、様々なことが完全に想定内だったのだろうなと感じました。
近いうちにお会いできることになったので、わたしは今からとっても楽しみにしています。
「時間が足りない」が意味すること
写真はわたしが病院での仕事をする時に使っている、メモ用ノートです。
写真はカバーを付けていますが、カバーを外したものが本棚に数十冊あります。
大学病院にいる頃ノートをつけていると、先輩に「いつ止めるかな~」とからかわれましたが、あれから10年経った今もつけています。
わたしにとって、学び、が楽しいから続いているのだと思います。
(ちなみにノートを落としたことはこれまでありませんが、プライバシーは保護しています。)
先日、知り合いが「仕事が大変すぎて時間が足りない」と何度も言うので、つい「仕事を辞めたらどうですか」と言ってしまいました。
その時はつい言ってしまいましたが、そういうことだと思います。
楽しすぎて時間がもっと欲しいのならまだしも、「仕事が大変すぎて時間が足りない」はhave toで仕事をしているから出てくるフレーズだと感じます。
「わたしは時間が足りないという表現を使わないです」と言ったところ、「じゃあどう表現するんですか」と言われて、しばらく考えました。
しばらく考えても、今のわたしにそれにとって代わる表現・概念がなく、そのまま伝えました。
6~7年前にはわたしもhave toでしなければならないことがあり、そのころは本当に時間が足りなかった気がします。
いろんな人に助けてもらいましたし、効率をいかに良くするかを考えていたように思います。
もうすっかり過去の話で忘れていました。
「仕事が大変で時間が足りない」というフレーズには要注意です。
辞め時、かもしれませんし、もしからしたら視点を変えると同じ仕事がwant toになる可能性もあります。
まずは後者の『視点を変えてみる』ことを試していただけると、面白い発見があるかもしれません。
笑う、食べる!
みなさま夏バテにはなっていないでしょうか?
なんとまだ7月です。
身体のだるさが取れないな、なんとなく毎日疲れているな・・・
という時の、自分専用のパワーアップアイテムを、いくつか持っておくと良いかなと思います。
みなさまそれぞれ異なりますので、ゆっくり考えていただけると嬉しいです。
わたしの場合ですと、蜂蜜をスプーン一杯食べてから寝る、というのがひとつ。
神社に行って自分自身を見つめ直す、というのがひとつ。
逆腹式呼吸をしながら瞑想することもひとつですね。
それ以外にもいくつかアイテムがありますが、わたしの大好きな天然石関連が多くなってきますので、マニアの世界になります・・・。
天然石に関しては、ずーっと語ってしまいますので、またの機会にしますね。
大切なことは、自分を自分で引っぱり上げる習慣を付ける、ということです。
抽象度を上げる習慣を付ける、と言い換えることもできます。
視点が下がってしまって、うつむき加減になりかけたと感じた瞬間に自分を引っ張り上げる。
とても大切です。
毎日笑う。毎日しっかり食べる。
夏はエネルギーを使いますので、しっかり食べてください。
大切なのは体型よりもマインド(心)です。
最後にわたしの大好きな方の写真を載せます・・・
天気と体調
東京では天気がよくない日が続いています。
どんよりしていて、雨が降ったり降らなかったりの毎日です。
今週は、いくつかの勤務先のスタッフから、洗濯物が乾かないから困っているという話を聞きました。
コインランドリーでは乾燥機を使いに来ている人達がたくさんいて、順番待ちをしていたそうです。
天気が良くない日に、体調が優れなくなることがあります。
わたしにとっては珍しいことではないのですが、曇りの日が続いているので記事にしてみようと思いました。
わたしの専門は麻酔でそれほど詳しくはないので、読み物としてお読みいただけると嬉しいです。
いろいろな人が本を書かれているのではないかと思うので、ご興味を持たれた方は調べてみてください。
天気が良くない日に起きている環境変化として、次の4つを挙げます。
① 低気圧
② 日照時間の減少
③ 高い湿度
④ 温度変化
これらすべてが、人間の身体に影響を及ぼす可能性があります。
症状としては、頭痛や、気分の落ち込み、体のむくみ、めまい、喘息の悪化、関節その他の痛み、なども考えられます。
血管系の病気も起きやすいと言われています。
手術室で勤務している印象として、血管系の病気で緊急手術が必要なもの、たとえば脳出血とか、大動脈解離などは“冬場、気圧が下がって雪が降り、急激に寒くなった日”に多いように思います。
また、①~④の一つが、一つの症状を起こしているのではなく、さまざまな変化が作用して一つの症状が出てくるように感じます。
例えば、気分の落ち込みについて考えてみます。
低気圧でなんとなく身体がむくみやすく重くなりますし、日照時間も気分に作用します。
また、高い湿度を皮膚が不快だと感じる不快感も、原因として考えられます。
他の症状も、複数の要因が関係しているように思います。
ただ、やはり、低気圧による影響が最も大きい印象は否めません。
では、さまざまな症状に対してどうすればよいのでしょうか・・・。
天気によって体調が変化することは自然な現象です。
かつ、西洋医学の薬は基本的に身体にとって良くありません。
ですので、症状の程度によりますが、できるだけ薬は用いず、生活の中で工夫することをお勧めします。
少しの時間でも日が射しているときには日光浴をしたり、お風呂はシャワーではなくお風呂に浸かったり。
ただし、喘息の悪化は医療の介入が必要ですし、血管系の病気は緊急手術の適応です。
わたしは、天気による体調の変化が“自然な現象”だと思っていたのですが、ちまたでは「気象病」という立派な名前まで付いているのを最近知りました。
せっかくついた名前ですが、気象病は病気ではなく、自然な現象に病名を付けています。
東京ではしばらく曇りの日が続くのかもしれませんが、わたしは部屋にお花を飾ろうと思います。
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