部屋の整理
わたしはここ1~2週間で、かなりのモノを部屋から出しました。
捨てたり引き取ってもらったり、いろいろな形で部屋のモノが減りました。
すべてのモノには「気」が存在し、ゴール達成するにあたり、必要な「気」をもったモノを残すようにしています。
逆に、悪い「気」を発してゴール達成を妨げるもの、どうしても雑念を引き起こすものは手放しました。
手放したものについて、少し書きます。
10年ほど前に、コレクションのように集めた本がたくさんありました。
それらは絶版になっているものも多く、なかなか苦労して集めた本です。
自分のコレクションとして、クローゼットに収納してありました。
ただ、ふと、ゴールのわたしから見て、明らかに必要ないものになっていました。
それらを一気に古本屋に売りました。
また、部屋にオーディオプレーヤーがあったのですが、それもなくしてしまいました。
わたしは音楽が大好きなので、なかなか手放さずにいました。
ただ、そのオーディオプレーヤーには雑念を起こす情報が張り付いてしまっており、手放さざるを得ないと判断しました。
おそらくすぐに、音楽を聴けるものを探し始めるのだと思います。
その他にも、手放したものは多数あります。
モノを整理し、「気」を整理することで、ゴール達成に向けた部屋にすることができます。
また、モノを整理するタイミングというものが存在するので、そのタイミングで一気に見直しをすると良いと思います。
部屋からかなりのモノがなくなりましたが、もしわたしが存在しなければ、部屋の中のものが全てここにないと考えると、部屋はわたしたち自身の存在を表しているものだと言えます。
I×V=Rの奥深さ
ルー・タイス氏と苫米地英人博士の著書で出てくる公式が以下です。
I(想像力Imagination)×V(臨場感Vividness)=R(現実Real)
この公式の意味は、ゴールを達成した自分を豊かに想像し、まさにいま自分がゴールを達成しているという強い臨場感をもつことにより、ゴールが現実になることを指しています。
わたしが考えた、この公式のポイントを2つ挙げます。
①×であること。
+などを使用せずに×としています。
想像力と臨場感が、ゴール達成に際し非常に強い影響力をもつことを示しています。
②WORDが入っていない。
ブリーフシステム(=信念)はWORD、PICTURE、EMOTIONの3つから作られています。
よく見るとこの公式にはWORDは入っていません。
言葉は本当に大切で、アファメーションには言葉を用います。
にもかかわらず、なぜWORDが入っていないのでしょうか。
ゴールをRealにするときに、WORDという限界のあるものを超えた、想像力と臨場感の方が大切だということを、この公式が明らかにしているように思います。
WORDは大切ですが、限界があります。
それに対し、想像力と臨場感は情報空間に存在するものであり、限界がありません。
限界があるものを公式にいれるよりも、限界のないもの、∞を掛け算の公式に組み込む方が強いと考えます。
I×V=Rの公式は奥深く、見るたびに発見があるように感じます。
民間療法
ずいぶん前にある先輩の医師から、「患者さんから相談される民間療法はね、否定も肯定もしなくていいんだよ」という言葉をいただいたことがあります。
そのときのシチュエーションははっきり覚えていないのですが、その言葉だけは印象的だったので覚えています。
おそらく、それを聞いたときに、わたしは民間療法に対して良くない印象を持っていたため、心に残っているのだと思います。
医師が民間療法に対するスタンスとして、否定も肯定もしない。
これについて考えたいと思います。
よく聞く単語としてブラセポ効果というものがあります。
ブラセポとは、新薬の臨床試験において、対照薬として効果的な成分が入っていない薬を用いることがあり、その対照薬のことを指します。
ブラセポは、効果的な成分が入っていないにも関わらず、効果が出ることがあり、それをブラセポ効果といいます。
患者がその薬が効くと心から思ったために、効果がみられる、このことの意味は、気や情報という言葉で説明できます。
対照薬がもつ気、情報場に、患者が「効果が出る」という情報をのせることで、効果が出るという情報をもった薬になるのだと思います。
薬の場合ですと、人間の自然治癒力の強化という効き目という側面もあるのかもしれません。
「民間療法を否定も肯定もしない」というのは、おそらく、患者によって民間療法が本当に効き目が出るものになる可能性があることを意味しています。
このフレーズを聞いたのは10年ぐらい前のような気がしますが、大切な言葉をいただいたなと、今更ですが感謝しています。
認知的不協和の使い方
まず、時間の流れを最初に再認識していただきます。
苫米地英人博士の著書でよく言われるのが、時間は未来から現在、そして過去へと流れていきます。
わたしはその流れに慣れているので、未来が風のように自分の方に向かってくるように感じます。
博士はわたしたちに理解しやすいように未来から現在、過去へ、という説明をしてくれていますが、実際は、現在に過去も未来も含まれている、とも説明しています。
この時間の流れをベースに、認知的不協和について考えます。
認知的不協和とは、矛盾した2つの認知状態がある状況のことを指します。
認知的不協和がわたしたちの中に存在すると、わたしたしは落ち着かなくなり、どちらかを選ぼうとします。
つまり、認知的不協和を解決して協和状態にしようとして、ホメオスタシスが動き出します。
ホメオスタシスとは、生体の恒常性維持機能ことを指します。
体温の維持であったりとか、体を維持するためにお腹が空いたりなど、ホメオスタシスにはさまざまなホルモンが関係しています。
ゴール設定をします。
そして、ゴールを達成している自分を詳細に頭の中に描きます。
そのときに感じている感情も感じるようにします。
たとえば、社長になることをゴールとするとします。
そのときのコンフォートゾーンを頭の中に描くと、例えば5年後の年収は5,000万円で、そのときに付き合っている会社があり、そのときに住んでいる家があり、持っている家庭があります。
車は社用車と趣味の車数台があります。
食事は、週に5回ぐらいはビジネスランチや、夜の会食もあります。
休みの日の過ごし方も詳細まで頭の中に描きます。
ここまでくると、例えば現在の年収が500万円だとして、5年後に上のような生活になっているとしたら、今のサラリーマン生活は明らかに矛盾を生じます。
今の状態が、おかしいわけです。
これが認知的不協和を生じている状態で、この状態から協和状態になるにあたり、2つの方法があります。
一つは、ゴール達成の想像を維持することができず、現状のままの自分でいるという方法で協和状態になる方法。
もう一つは、強く強くゴール達成している自分を想像することで、コンフォートゾーンがずれ、現状がどんどん変わるという方法。もちろんサラリーマンでいるままでは達成できないので、副業し始めるか、起業するか、なんらかの動きがあるはずです。
どちらを選びますか?
二つ目の協和状態を選ぶにあたり、次々と出現するドリームキラーを無視できればあなた一人でも可能ですし、プロのコーチをつけるのであれば、コーチはドリームサポーターとして力強くあなたを引っ張っていくことができます。
コーチとは、目的地まで連れていく、馬車のことです。
ドリームキラー
ドリームキラーとは、”夢を壊す人”です。
対義語はドリームサポーターです。
ドリームキラーは、みなさんの身近にたくさんいて、身近な人のほとんど全員がドリームキラーと言っても良いぐらいです。
しかも、ドリームキラーの多くは、心からの善意で、ドリームキリングしてくる、”いい人”です。
わたしの過去の経験談を少し話します。
わたしの母親は、スーパードリームキラーです。
スーパードリームキラーの勲章をあげたいぐらい、すごい人です。
いつか勲章を作ろうと思っています。
言い換えると、すごくすごく、本当に”いい人”です。
わたしは大学合格にあたり、2年間浪人しています。
おそらく、高校卒業時点で、はっきりとしたやりたいことがなかったことが原因かなと、今は思います。
1年目の浪人中に、医師になろうと決めました。
医学部を受験するとき、わたしは親に大学名と学部名をごまかして伝えました。
受験前に伝えて、否定されるのが非常に怖く、しかも親による否定をはねのける自信は当時の自分にはありませんでした。
合格してから大学名と学部名をきちんと伝えました。
この時までに、散々ドリームキリングされていて、少し知恵がついていたのだと思います。
また、少し最近の話になりますが、経営大学院に入った時の話です。
「経営学を勉強しようと思う。」と言ったところ、「せっかく先生になったのに何を言っているの。」という反応が返ってきました。
ちなみに、日本で医師は先生と呼ばれますが、医師は医師になるためのトレーニングを受けた職人であり、偉い人ではありません。
このときは、すでに勤務先を辞めることが決まっていたので、何を言われようとも変更不可でした。
では、みなさんに、ドリームキラーに対してどう対処していただきたいか、まとめます。
⓵ゴールを、プロのコーチ以外には言わない。
⓶ドリームキリングされそうだと感じた時、心の中で”この人の言うことには価値がない”と思うようにする。口に出さずに心の中で思ってください。
本物のプロのコーチはドリームサポーターです。
安心して、ゴールを教えてください。
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