アイスブルーのレギンス
最近のわたしの普段着は、デニムかチノパンツにTシャツです。
最近といっても、かなり長い期間、このファッションでいるような気がします。
冬場はTシャツが長袖になり、カーディガンかパーカー、ストール、そしてダウンがプラスされます。
ふだん、休みの日に洋服を買うために出かけるということはほとんどありません。
おそらく・・・、今は、わたしの中で洋服の重要度が低くなっているのですね。
先日、友人が洋服を見に行きたいと言うので、銀座に一緒について行きました。
特に興味がなかったので最初はなんとなく見ていたのですが、友人が楽しそうに選んでいるのを見るとなんだかわたしも楽しくなってきました。
わたしが同調したのかもしれませんね。
数着購入したのですが、その中のひとつが、写真のレギンスです。
絶妙な色をしているので色について少し調べたところ、アイスブルーという色に近いようです。
写真は先週の金曜日で、久しぶりに“いつもの服装”ではない服装で出かけました。
不思議なもので、どんよりした天気でも、綺麗な色の服を身に着けていると気持ちが良かったです。
最近、皮膚の本や免疫の本を読んでおり、その中に、皮膚が色を認識する可能性について書いているものがありました。
アイスブルーの清々しい感覚に、「あ、確かに」と、少し納得しました。
おそらく、黒のレギンスだったらそれほど気分の変化がなかったのかもしれないなと思います。
誰にでも、「わたしにはこれが似合う」と考えているファッションがあるような気がします。
男性でしたらポロシャツが好きだったり、女性でしたらワンピースをたくさん持っていたり・・・。
冒頭で書いたように、わたしにもあります。
わたしの場合は洋服の重要度がそれほど高くないので、洋服に充てる思考のエネルギーを極力減らしているところがあります。
でも、「わたしにはこれが似合う」といったん思い込んでしまうと、もっともっと似合うものが見えなくなるなぁと感じました。
洋服に限らず、人生におけるいろいろなことに言えるのではないかと思います。
この世界にはわたしたちそれぞれが知らないことが溢れるほどあって、わたしたちはさらに、新しいものをCreateすることができます。
“新しいものをCreate”する。
わたしたちそれぞれが持っているCreateする力を、いつだって忘れてはならないなと、ふと思いました。
天気と体調
東京では天気がよくない日が続いています。
どんよりしていて、雨が降ったり降らなかったりの毎日です。
今週は、いくつかの勤務先のスタッフから、洗濯物が乾かないから困っているという話を聞きました。
コインランドリーでは乾燥機を使いに来ている人達がたくさんいて、順番待ちをしていたそうです。
天気が良くない日に、体調が優れなくなることがあります。
わたしにとっては珍しいことではないのですが、曇りの日が続いているので記事にしてみようと思いました。
わたしの専門は麻酔でそれほど詳しくはないので、読み物としてお読みいただけると嬉しいです。
いろいろな人が本を書かれているのではないかと思うので、ご興味を持たれた方は調べてみてください。
天気が良くない日に起きている環境変化として、次の4つを挙げます。
① 低気圧
② 日照時間の減少
③ 高い湿度
④ 温度変化
これらすべてが、人間の身体に影響を及ぼす可能性があります。
症状としては、頭痛や、気分の落ち込み、体のむくみ、めまい、喘息の悪化、関節その他の痛み、なども考えられます。
血管系の病気も起きやすいと言われています。
手術室で勤務している印象として、血管系の病気で緊急手術が必要なもの、たとえば脳出血とか、大動脈解離などは“冬場、気圧が下がって雪が降り、急激に寒くなった日”に多いように思います。
また、①~④の一つが、一つの症状を起こしているのではなく、さまざまな変化が作用して一つの症状が出てくるように感じます。
例えば、気分の落ち込みについて考えてみます。
低気圧でなんとなく身体がむくみやすく重くなりますし、日照時間も気分に作用します。
また、高い湿度を皮膚が不快だと感じる不快感も、原因として考えられます。
他の症状も、複数の要因が関係しているように思います。
ただ、やはり、低気圧による影響が最も大きい印象は否めません。
では、さまざまな症状に対してどうすればよいのでしょうか・・・。
天気によって体調が変化することは自然な現象です。
かつ、西洋医学の薬は基本的に身体にとって良くありません。
ですので、症状の程度によりますが、できるだけ薬は用いず、生活の中で工夫することをお勧めします。
少しの時間でも日が射しているときには日光浴をしたり、お風呂はシャワーではなくお風呂に浸かったり。
ただし、喘息の悪化は医療の介入が必要ですし、血管系の病気は緊急手術の適応です。
わたしは、天気による体調の変化が“自然な現象”だと思っていたのですが、ちまたでは「気象病」という立派な名前まで付いているのを最近知りました。
せっかくついた名前ですが、気象病は病気ではなく、自然な現象に病名を付けています。
東京ではしばらく曇りの日が続くのかもしれませんが、わたしは部屋にお花を飾ろうと思います。
オブジェ
一か月以上前に、妹の一人がわたしの部屋に遊びに来てくれました。
昨年わたしが今の部屋に引っ越してから、初めてでした。
「この大きなオブジェ、何?」
と言われたので振り返ると、キャットタワーを珍しそうに眺めていました。
わたしの部屋にあるキャットタワーは、わたしの身長より大きいです。
猫達のために置いてあるのですが、たまたま猫達がそこにいなかったのもあり、彼女の目には“オブジェ”として映ったようです。
これまで、キャットタワーを見たことがなくて知らなかった、ということですね。
見たことがないものって、認識できないんだなぁ、と、改めて感じました。
猫を飼っている人のほとんどは、室内飼いの猫には運動するための遊び場が必要だと知っています。
ですので、分かりやすいキャットタワーではなくても、猫のための遊び場は即座に認識できます。
ではどうして“オブジェ”だと思ったのでしょう。
彼女は、美術系の学校を卒業していて、演劇の大道具に興味を持っていた時期があります。
美術や大道具が今でも好きなので、たまたま、“オブジェ”として目にとまったのだろうと思います。
もしも、“オブジェ”として目にとまらなかったら、スコトーマ(盲点)に入ってしまい、意識にさえ上らなかったのでは思います。
そう考えると、わたしたちの視界に存在しているのに認識していないものは、たくさんあります。
見ているのに、見ていない。
心あたりがある方もいらっしゃるかもしれません。
自分にとって大切なものは何か、ゴールは何か、意識してください。
そうすることによって、見えていなかった中から大切なものが浮き上がって視界に入ってきます。
サマーカット
部屋にいる動物のうち、猫一匹の毛を、少しだけ短くしました。
今回、この夏2回目です。
室内飼いの猫には自然体のままでいてもらうのが良いと思っていたので、毛を短くしようとはこれまで考えたことがありませんでした。
(犬の場合は状況が違いますね。)
昨年、勤務先のスタッフに「猫ちゃん、サマーカットにしないんですか。」と聞かれて、すごく驚いたのを覚えています。
猫の毛を短くするのは、てっきり罰ゲームのようなものかと思っていました。
わたしの中には存在しない文化だったのですね。
なぜカットすることにしたかというと、1か月ほど前に、猫の一匹が背中を痒そうにしているのに気付きました。
床に背中を付けてごろごろしていたので、床が冷たくて気持ち良いのかと思っていました。
でも、猫の体をよく見てみると、小さな毛玉ができていて、フケがいつもより多いように感じました。
正直なところ、かなり焦りました。
ブラッシングだけでは埒が明かないと思い、とにかく、清潔を保とうと考えました。
初めて動物用のバリカンを購入し、恐る恐る長めにカットしました。
その後、皮膚をきれいにするために、シャワーで軽く洗い流しました。
短めにしてからは快適な様子で、痒がらなくなりました。
今回の写真を見ていただくと分かるのですが、かなり長めに背中だけカットしています。
個人的には動物の毛には毛の機能があるので、短くしすぎるのは良くないのかなと考えています。
何事においてもそうなのですが、最初から全肯定するのも、全否定するのも問題があります。
わたしたちがなんとなく信じているものはたくさんあって、意識に上げて考え直すことは大切だなと改めて思いました。
常に、違う視点から考えて自分で判断する習慣は、とても大切です。
幸せのひと口
お友達から、ナッツの蜂蜜漬けをいただきました。
ナッツの蜂蜜漬けは、数年前からよく見かけるようになったように思います。
気にはなっていましたが、食べたことがありませんでした。
わたしは基本的に元気なのですが、少し前に珍しくちょっぴり元気が減っているときがありました。
心配してくださったようです。
「スプーンひと匙食べると、なんだか幸せな気持ちになりますよ。」
と、くださいました。
なんだか幸せな気持ちになれる、わたしたちひとりひとりがそんな存在になれるといいなと、なんとなく感じます。
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