再び、矯正。
昨日、再び歯列矯正の器具を付けてもらいました。
今年の6月上旬に歯列矯正がひと段落し、器具を外してもらっていました。
それから2カ月半ぐらい経ちます。
リテーナーという保定器具を付けていたにもかかわらず、矯正器具を外された歯はなぜか動くもので、上の歯のみ矯正器具を再装着することになりました。
担当の歯科医師の予想以上に、歯が動いたようです。
一般的に、歯列矯正後の“後戻り”と呼ばれますが、完全に歯並びが変わってしまっているので後には戻れません・・・。
自分の歯を見ていると、どうも、それぞれの歯が行きたいところに着地しようとしているように見えます。
なんとも不思議ですね。
わたしとしては、それぞれの歯の行きたいところで着地してもらえばいいかなと思っていましたが、歯科医師は再装着の判断をしました。
昨日、矯正器具を再装着したので、上の歯が動き始め痛みが出ています。
面白いことに、再装着してもらったとき、なんだか“懐かしい”感じがしました。
“懐かしい”と思っている自分に少し驚きました。
脳の機能は本当に面白くて、歯の感覚でいろいろなことを瞬間的に思い出すのだなと感じました。
2年間矯正器具を付けていたので、脳がその状況に慣れてしまっていたのですね。
慣れというのはすごくて、食べ物の選択が、瞬時に矯正時のモードに切り替わりました。
歯に鈍痛があるので硬いものを避け、カレー類は色素がブラケットに付くので食べません。
買い物をするときに、わざわざ考えなくても適当なものを選んでいます。
脳の機能=マインドの機能、は面白いです。
わたしたちは、脳の機能を上手く扱う方が、より楽しく生きることができる可能性があります。
自分自身の視線を過去サイドでなく未来サイドに瞬時に向けるように、また、ネガティブでなくポジティブな状態を維持するように。
結局のところ何を選択しても良くて、見たいものを選ぶのはわたしたち自身です。
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