201610.08

身体を意識する

Post by 中西千華 2016年10月8日

医師としてではなく、一人の人間として、わたしたちの物理的な身体は、とても大切だと思います。

わたしが記事を書くという行為も、みなさんが記事を読むという行為もそうですが、わたしたちの多くは頭で考えながら生きています。

また、抽象度を上げるためには深く考える必要があります。

深く考えて抽象度を上げて、抽象度が上がったらさらに考えて、と、そうこうしているうちに身体が放ったらかしになることが、時々あるように思います。

みなさんも、もしかしたら同じように感じた経験があるかもしれません。

わたしたちに気にかけられなくなった身体は、ときに病気と言われるようなものを引き起こすような気がします。もしかしたら注意をひくためかもしれません。

当たり前なのですが、わたしたちは身体があるから、わたしたちでいることができます。

ときどき、というよりも度々、身体に意識を向けてリラックスしたり、顔や手足をマッサージしたりしてください。

そして、何もしない日もあって、わたしは当然だと思います。

本を読まなくていいし、手帳を見なくていいし、掃除をしなくていいし、洗濯をしなくていい。

携帯の電源を切ってしまうのもいいかもしれません。

「なにかしなきゃ」と感じるのは、わたしたちに根強く埋め込まれた「have to」です。

何もしないでいると、何かしたくなってくるので、want toが出てくるまでゆっくりしているのもいいかなと思います。

ぜひ身体に意識を向けながらくつろぐ時間をつくっていただけると良いかなと思います。

201610.04

タクシーからの風景

Post by 中西千華 2016年10月4日

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今日はタクシーに乗りました。

わたしは友人からのメールに返信しようとしていたのですが、タクシーの運転手さんの話があまりに面白くて、携帯電話をバッグにしまってしまいました。

最初はどの道を使うかという話をしていたのですが、そこから面白い話がたくさん飛び出しました。

タクシーの運転手さんは、タクシードライバーを始めて15年ということで、それまでは、車を持っているにも関わらずタクシーをかなりの頻度で使っていたそうです。

タクシードライバーになってからの15年間は、タクシーを使ったのはたった3回だそうです。

車を持っているといえども、都内に住んでいて15年間でタクシーを使ったのが3回というのはとても少ないと思います。

「タクシーを使うことが、いかに勿体ないか」ということを熱く語ってくださり、こんな面白いタクシードライバーの方がいらっしゃるのだなと思いながらお話を聞いていました。

また、タクシードライバーになる前の話のようでしたが、その方が普段運転して通り慣れている道を、タクシーに乗って通ったとき、そのときのタクシーの運転手さんが道をよく知らなかったそうです。

そこでその方は、その運転手さんに、普段自分が運転して通り慣れているのもあり、後部座席から道を案内しようとしたそうです。

『自分の運転では絶対に間違うことのない通り慣れた道なのに、後部座席から道を教えると、間違ったんですよ!』

と、楽しそうにお話してくださいました。

運転手として見ている光景と、後部座席から見ている光景と、全く違って見えたそうです。

忘れられない経験だとおっしゃっていました。

この話は、とても面白いと思います。

運転席と後部座席は、視野だけを考えると少し違いますね。

最大の違いはハンドルを握っているかどうかなのですが、少しの視野の違いと、ハンドルを握っているかどうかの違いで、道を間違えたということになります。

コーチングの視点から考えると、まさに、マインドが違っているから起きたことかなと言えるかなと思います。

全く同じ人間でも、ちょっとした見方の違いで、同じ景色が全く違ったもののように見えることがあります。

不思議ですし、人間って面白いなと思います。

みなさんも、景色が全く違っているふうに見えた時、これまでの自分と一体何が違っているのか、自分自身をよく観察してみてください。

人間って面白いです。

201610.04

「Eat the Rich」

Post by 中西千華 2016年10月4日

Aerosmithをご存知の方は多いと思います。

今日部屋を出るときに、突然、Aerosmithの「Eat the Rich」のイントロが頭の中に流れてきました。

これは聴くしかないと思い、電車の中で「A Little South of Sanity」というライブアルバムの中の「Eat the Rich」を繰り返し聴いていました。

なんども繰り返し聴きながら、ぼんやりと、“richを喰っても喰われるな”、だなぁと考えていました。

世の中を見ていると、richに対する煩悩にとらわれている人がたくさんいます。

ある程度までは良いのですが、執着の度が超えると危険だと、わたしは考えます。

わたしたちは誰しも、その危険と背中合わせにいます。

richになるのは良いと思います。

ただ、richは幻想の一つに過ぎないことを頭の片隅に置いておく必要があります。

頭の片隅に置いた上で、存分に楽しんでください。

繰り返しになりますが、richを喰っても良いです。けれど、決して、喰われないように、呑まれないようにして下さい。

201610.02

続々  ロボット掃除機

Post by 中西千華 2016年10月2日

ロボット掃除機・・・いい加減しつこいと自分でも思います。

この機械は実はけっこう手のかかるシロモノで、かつ発見を私に与えてくれます。

最近はほぼ毎日出動していただいていて、ときに埃が舞い上がりますが、部屋はまずまずきれいになります。

玄関ではほぼ毎回何かしらのトラブルが発生しますが、対応策を考えました。

今回のテーマは、買った当初からずっと気になっていたことです。

ロボット掃除機が、必ずといって良いほど掃除できない所があります。

いわば、ロボット掃除機のスコトーマですね。

大きさ的に入れない、隅や隙間ではありません。

二つあります。

持っていらっしゃる方にはわかるかと思いますが、一つは、充電器でもあるDOCKの周りです。

DOCK周囲では、ロボット掃除機がDOCKに帰ろうとして掃除どころではなくなるので、埃がたまります。

もう一つがロボット掃除機そのもの、本体、です。

本体は埃をかぶるので、時々ふき掃除をする必要があります。

スコトーマは思わぬところにあって、しかも身近であればあるほど、スコトーマになりやすいのだなと思います。

遠くを見て遠くのスコトーマを外すのは良いのですが、実は自分の真横とか目の前にあるのに隠れてしまって見えていないものがたくさんあるように感じます。

ときどき、みなさんにとって本当に身近なところを、よくよく観察してみてください。

大切なのに見落としているなにかを、発見できるかもしれません。

201610.01

小網神社

Post by 中西千華 2016年10月1日

今日お散歩していると、小網神社と出逢いました。

神社にほとんど詣ることがなかったわたしですが、最近どうも、時々呼ばれるようです。

基本的に非科学的なものは信じていませんが、時折、なんとも素敵な出逢いがあります。

夜の暗がりの中、佇まいが美しく、境内にはとても優しい空気が流れていました。

東京23区の構造はわたしから見ると、ところどころ間違っている部分があるように感じ、そのエラーのために自殺者など追い詰められる人間が多い印象を受けています。

ただ、場所によっては何かに守られているとしか考えられないような素晴らしい区画があります。

非科学的なものは苦手なものの、自分が直感的に感じるものは否定しがたく、直感は大切にしようと考えています。

みなさんも、自分が何をどのように感じているか、見つめる習慣を付けると良いかもしれないなと思います。

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