201610.09

ゲシュタルト-和歌山

Post by 中西千華 2016年10月9日

最近通りを歩いていて、このようなものを発見しました。

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わたしの地元は和歌山なのですが、和歌山県民にはお馴染の、グリーンソフトです。

グリーンソフトは和歌山にある玉林園というお茶屋さんが作っているソフトクリームです。

グリーンソフトは玉林園が出している、グリーンコーナーという名前のお店で売られています。

グリーンコーナーは何屋さんかというと、和歌山県民はおそらくグリーンコーナーをグリーンコーナーとしてとらえていると思うのですが、ラーメンやグリーンソフト、明石焼きや焼きそばや丼もの、いろいろなものを出しています。

基本はてんかけラーメンで、食べた回数は分かりません。

ちなみに、てんかけラーメンは決して「和歌山ラーメン」という豚骨醤油の範疇に入るものではなく、味としては「グリーンコーナーのてんかけラーメン味」です。

書いていて、自分でも面白いなと思います。

そして、グリーンソフトに関して、こちらで売っているのは持ち帰り用のかたいグリーンソフトですが、和歌山県民は基本的に、店頭で売っている柔らかいグリーンソフトを買って食べます。

柔らかいグリーンソフトはないのかなと、店内をのぞいてしまいました。

そういった情報が、この看板を見ただけで、一気に思い出されます。

こういうものが、ゲシュタルトです。

この場合は「グリーンコーナーのゲシュタルト」ですが、より上位の概念として「和歌山のゲシュタルト」というものが存在し、その中にグリーンコーナーが含有されています。

そして、今日はこの方の後ろ姿を発見しました。

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そう、和歌山県のゆるキャラ、「わかぱん」です。

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子どもたちと戦っていて忙しいご様子でした。

わたしの反応としては、「あれ、わかぱんだよね、和歌山だよね」と思いながら正面に回って確認しました。

わかぱんは、2011年に登場しており、要するに、わたしが和歌山から離れた後に登場したゆるキャラなので、わたしの「和歌山のゲシュタルト」には入っていなかったということになります。

正面に回って確認しないと、確信がありませんでした。

感じたことは、今後、わたしたちは何かのゲシュタルトを構築しようとすることがあると思います。

例えば、何かについて学ぶときに、たくさん本を買ってゲシュタルトを構築するかもしれません。

その際、最初にできるだけたくさんの情報を頭に入れておく方が、後から追加するよりも断然良い気がしました。一気に短期間で構築するのがベターかなと思います。

もちろん後から付け加えることも可能なのですが、ゲシュタルトの中における情報のつながりの強さが、最初から多くの情報とリンクさせておく方が強いと感じました。

ゲシュタルト、ときどき意識してみてくださいね。

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