201610.08
身体を意識する
Post by 中西千華 2016年10月8日
医師としてではなく、一人の人間として、わたしたちの物理的な身体は、とても大切だと思います。
わたしが記事を書くという行為も、みなさんが記事を読むという行為もそうですが、わたしたちの多くは頭で考えながら生きています。
また、抽象度を上げるためには深く考える必要があります。
深く考えて抽象度を上げて、抽象度が上がったらさらに考えて、と、そうこうしているうちに身体が放ったらかしになることが、時々あるように思います。
みなさんも、もしかしたら同じように感じた経験があるかもしれません。
わたしたちに気にかけられなくなった身体は、ときに病気と言われるようなものを引き起こすような気がします。もしかしたら注意をひくためかもしれません。
当たり前なのですが、わたしたちは身体があるから、わたしたちでいることができます。
ときどき、というよりも度々、身体に意識を向けてリラックスしたり、顔や手足をマッサージしたりしてください。
そして、何もしない日もあって、わたしは当然だと思います。
本を読まなくていいし、手帳を見なくていいし、掃除をしなくていいし、洗濯をしなくていい。
携帯の電源を切ってしまうのもいいかもしれません。
「なにかしなきゃ」と感じるのは、わたしたちに根強く埋め込まれた「have to」です。
何もしないでいると、何かしたくなってくるので、want toが出てくるまでゆっくりしているのもいいかなと思います。
ぜひ身体に意識を向けながらくつろぐ時間をつくっていただけると良いかなと思います。
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