コンフォートゾーンから出る怖さ-①引っ越し

人間にとって、生物にとって、コンフォートゾーンにとどまることは自らの身を守る手段です。
安全でいられると確信している場所にとどまることが、個体の生命の安全につながるからです。
経験されたことのある方もいらっしゃるかもしれませんが、コンフォートゾーンから出ようとすると、引き戻す力が強烈に発生します。
引き戻す力の強さは言葉で表現できないほどで、恐怖や不安を生じさせることで生物をコンフォートゾーンにとどまらせようとします。
要するに、コンフォートゾーンから出ることは、怖いことです。
例として挙げると、昨年引っ越しをしたときの、一緒に住んでいる猫の反応が興味深かったです。
引っ越しのペットの移動は、専門のお店にお願いしました。
引っ越し作業が落ち着くまでお店で預かってくれて、夕方、引っ越し先へ連れてきてくれました。
引っ越した夜から、猫のうちの一匹がときおり過呼吸をするようになり、2~3日かけてゆっくり治まりました。
部屋の構造も、匂いも、窓から見える景色もすべて変わり、さぞかし不安が強かったのだろうと思います。
猫の過呼吸という反応は、猫の物理的なコンフォートゾーンを、わたしが強引に変えてしまったことによって起きたことです。
この記事でお伝えしたいのは、物理的な猫の縄張りについてではありません。
「コンフォートゾーンから出ようとすること(コンフォートゾーンを外れること)は恐怖を伴うものだ」ということです。
そして、この恐怖という感情は、生物として当然の反応だということです。
恐怖が伴うことを知らなければ、「なんて恐ろしいんだ!」と感じるかもしれませんが、知っていれば「あ、わたしはコンフォートゾーンから出ようとしているんだな」と認識できます。
感情を意識に上げて認識することが、とても重要です。
いったんコンフォートゾーンから出てしまえば、あのときの感情は強かったなぁ、と思うだけです。
コンフォートゾーンから出ることは、結果として、コンフォートゾーンを広げることになります。
コンフォートゾーンを広げることで、ゴールに近づきます。
生体反応としての恐怖を意識に上げて、コンフォートゾーンを広げることを楽しんでいただければ良いなと思います。
食パン一斤の食べ方

先日、いつもお世話になっている方に食パンを一斤いただきました。
カットされていない、まだほんのり温かい食パン一斤です。
わたしは知らなかったお店なのですが、都内に行列のできる食パン専門店があり、そちらの食パンでした。
その方のおススメの食べ方があって、「買った日はパンが柔らかいから、手で豪快にぶわっと割って、ちぎって食べるのが美味しいよ」ということでした。
わたしは、食パン一斤を、カットせずにトーストもせずに手で食べるということは、おそらく経験したことがありません。
みなさんはいかがでしょうか?
「いつもカットしていない食パンを一斤買って、手で豪快に食べているよ」という人は、日本では少ないと思います。
わたしは、「これはやってみるしかない!」と思い、帰って豪快に食べてみました。
これがなんだか、とても楽しかったので、記事に書こうと思いました。
気持ちが、少し子供のころに戻るような気がしました。
なんだかとても楽しい上に、美味しいパンが格別美味しく感じて、カットの食パンでは分からないような感覚を経験できました。
もしもおススメの食べ方を教えてもらっていなかったら、カットしてトーストしていた気がします。
わたしたちは子供のころに大人から「常識」を教えてもらった結果、大切なものがスコトーマ(盲点)になっていることがあります。
でも、「常識」的でないことの中には、大切で楽しいことがたくさんあるような気がします。
ですので、「常識」を疑ってください。
「常識」は存在しません。
みなさんにもぜひ、心置きなく常識破りをしていただければと思います。
人生は楽しむためにあります。
星田妙見宮

大阪府交野市の、星田妙見宮に行きました。
星田妙見宮は、神道、仏教、道教、陰陽道など宗派を超えた場所であり、不思議で、とても奥の深い神社です。
平安時代に弘法大師が交野に来られたとき、北斗七星が3か所に分かれて地上に降り、その一つの場所が星田妙見宮のある場所だという伝説があります。
御神体に織女石と呼ばれる石が祀られています。

もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、交野古文化同好会のホームページ、平成27年5月定例勉強会「星田妙見宮の神々と里人の祈り」をご覧になっていただければ、分かりやすく説明してくださっていると思います。
上の写真を見ると、わたしがさも初詣に行ったかのように見えますが、うかがったのは実は12月31日です。
12月31日午後の神社には、初詣に向けて準備をしている方々がいらっしゃいました。
車のナンバーが大阪のものではなかったからか、「なんでそんな遠くから来はったん??誰に聞きはったん??」「宣伝しといて!!!」ということで、宣伝になっていればいいなと思います。
なぜ星田妙見宮に来たかと聞かれるとても答えにくく、説明するのに時間がかかりました。
わたしたちは、神社だけでなく、あらゆる場所に行くべき時に行っているのだと思います。
人間の直観力というのは、おそらく、わたしたちの想像を遥かに超えています。
ただ、思うに、“直観”と“単なる誤認”の判別は難しいときがあるので、静かに観察することはとても重要な気がします。
静かに観察をしながら、かつ、確実に機をつかむ。
ゴールを設定することで、容易になると思います。
この冬初エアコン

おととい、この冬初めてエアコンを付けました。
床暖房を最弱で付けっぱなしにしていたのですが、部屋は少し寒く、なぜか一昨日まで部屋着を工夫しながら寒さをしのいでいました。
エアコンを「弱」よりも弱い「微」で付け始めたのですが、床暖房と相乗効果があるのか想像以上に暖かくて、自分が今まで我慢していたことに驚きました。
おそらく、前に住んでいた部屋が今の部屋よりも狭く、床暖房だけで十分暖かかったので、エアコンの暖房機能を使わずに過ごしていたからだと思います。
エアコンの暖房機能がスコトーマ(盲点)になっていたのですね。
先日帰省した際に家族がエアコンを付けているのを見たので、ふと、エアコンの暖房機能がスコトーマから引っ張り出されました。
これらは顕在意識で思考していることではないので、人間のスコトーマが普段の生活の中でいかに簡単にできてしまうかがよく分かります。
人間なのでスコトーマがあるのは当然ですが、こんな些細なことでスコトーマができてしまうので、次にスコトーマの中から何が出てくるのかドキドキします。
違う方向から考えると、スコトーマを作るRASの機能が優れているとも言えます。
RASの機能が破綻してしまうと、あらゆる情報が一気に脳に入ってくるので、脳が必要とするエネルギー膨大になりエネルギーが枯渇します。
つまりわたしたちは、RASの恩恵を享受しつつ、スコトーマから大切なものを引き出すために、脳をうまく利用する必要があります。
脳=マインドなので、マインドをうまく使う必要がある、ということになります。
では、どうすれば良いのでしょうか。
スコトーマは、視野を広げたり移動させることで、視界に入ってきます。
視野を広げたり移動させるには、抽象度を上げることで可能になります。
となると、抽象度を上げることを日々心がけることにより、スコトーマから大切なものを発見できる可能性が高くなります。
抽象度をどのように上げるかは、苫米地英人氏の著書に書かれていますが、簡単に書くと「視点を上げる」ことになります。
例えば、あなたが「柴犬のポチ」を飼っているとして、一段階抽象度を上げると「ポチという名前の(世界中の)犬」であったり、「(世界中の)柴犬」であったり、抽象度の上げ方は複数存在します。
そうやって抽象度を上げて行くと、ペットの「柴犬のポチ」は「生き物」というところまで上がります。
「あなたのペットの柴犬のポチ」と「生き物」を比較すると、抽象度が上がるにつれて、情報は少なくなることになります。
上は一つの例ですが、時間軸方向に視野を広げるのも練習になります。
誰でも良いので、一人の人を見て考えます。
この人は、どんな両親から生まれて、どこで育って、これまでどんな人生を歩んできて、今はどんな生活をしていて、これからどんな人生を歩んで、どんな死を迎えるのだろう。
さらには、その人の両親はどのように育って…、と遡ることもできますし、その人が死んだのち、その人に関係する人間はどのように生きるのだろう…、とさらに未来を考えることもできます。
わたしは、時間軸方向に視野を広げると、なんだか優しい気持ちになります。
これら以外にも、抽象度を上げるトレーニングの仕方は、たくさんあります。
大切なのは、常日頃抽象度の上げ下げを意識することかなと思います。
そうすることで、スコトーマの中から、これまで隠れていた大切なものが不意に現れます。
元旦発売『COMPANY TANK』に掲載していただきました
本日1月1日発売の『COMPANY TANK』に、Creative Coachingを取り上げていただいております。
石黒彩さんとの対談です。
Amazonでは「一時的に在庫切れ」となっておりますが、COMPANY TANKのホームページで記事の閲覧をしていただくことができます。
http://www.companytank.jp/interview/201701/12829/
また、取扱書店は以下のようになっております。
http://www.companytank.jp/shop_list/
都内では、八重洲ブックセンターや、紀伊國屋書店、ブックファースト、丸善などでお取扱いがござます。
(書店・店舗が限られていますので、ご注意ください。)
もしも書店で手に取っていただくことがございましたら、わたしが心をこめたメッセージを受け取っていただけるかと思います。
素晴らしい1月1日を迎えることができ、今年もたくさんの素敵な方々との出会いがあるかと思うと、ワクワクします。
わたしたちが今日考えるのは、“今年の抱負”ではなく、“人生をかけたゴール”です。
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