201701.06

星田妙見宮

Post by 中西千華 2017年1月6日

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大阪府交野市の、星田妙見宮に行きました。

星田妙見宮は、神道、仏教、道教、陰陽道など宗派を超えた場所であり、不思議で、とても奥の深い神社です。

平安時代に弘法大師が交野に来られたとき、北斗七星が3か所に分かれて地上に降り、その一つの場所が星田妙見宮のある場所だという伝説があります。

御神体に織女石と呼ばれる石が祀られています。

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もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、交野古文化同好会のホームページ、平成27年5月定例勉強会「星田妙見宮の神々と里人の祈り」をご覧になっていただければ、分かりやすく説明してくださっていると思います。

上の写真を見ると、わたしがさも初詣に行ったかのように見えますが、うかがったのは実は12月31日です。

12月31日午後の神社には、初詣に向けて準備をしている方々がいらっしゃいました。

車のナンバーが大阪のものではなかったからか、「なんでそんな遠くから来はったん??誰に聞きはったん??」「宣伝しといて!!!」ということで、宣伝になっていればいいなと思います。

なぜ星田妙見宮に来たかと聞かれるとても答えにくく、説明するのに時間がかかりました。

わたしたちは、神社だけでなく、あらゆる場所に行くべき時に行っているのだと思います。

人間の直観力というのは、おそらく、わたしたちの想像を遥かに超えています。

ただ、思うに、“直観”と“単なる誤認”の判別は難しいときがあるので、静かに観察することはとても重要な気がします。

静かに観察をしながら、かつ、確実に機をつかむ。

ゴールを設定することで、容易になると思います。

201701.04

この冬初エアコン

Post by 中西千華 2017年1月4日

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おととい、この冬初めてエアコンを付けました。

床暖房を最弱で付けっぱなしにしていたのですが、部屋は少し寒く、なぜか一昨日まで部屋着を工夫しながら寒さをしのいでいました。

エアコンを「弱」よりも弱い「微」で付け始めたのですが、床暖房と相乗効果があるのか想像以上に暖かくて、自分が今まで我慢していたことに驚きました。

おそらく、前に住んでいた部屋が今の部屋よりも狭く、床暖房だけで十分暖かかったので、エアコンの暖房機能を使わずに過ごしていたからだと思います。

エアコンの暖房機能がスコトーマ(盲点)になっていたのですね。

先日帰省した際に家族がエアコンを付けているのを見たので、ふと、エアコンの暖房機能がスコトーマから引っ張り出されました。

これらは顕在意識で思考していることではないので、人間のスコトーマが普段の生活の中でいかに簡単にできてしまうかがよく分かります。

人間なのでスコトーマがあるのは当然ですが、こんな些細なことでスコトーマができてしまうので、次にスコトーマの中から何が出てくるのかドキドキします。

違う方向から考えると、スコトーマを作るRASの機能が優れているとも言えます。

RASの機能が破綻してしまうと、あらゆる情報が一気に脳に入ってくるので、脳が必要とするエネルギー膨大になりエネルギーが枯渇します。

つまりわたしたちは、RASの恩恵を享受しつつ、スコトーマから大切なものを引き出すために、脳をうまく利用する必要があります。

脳=マインドなので、マインドをうまく使う必要がある、ということになります。

では、どうすれば良いのでしょうか。

スコトーマは、視野を広げたり移動させることで、視界に入ってきます。

視野を広げたり移動させるには、抽象度を上げることで可能になります。

となると、抽象度を上げることを日々心がけることにより、スコトーマから大切なものを発見できる可能性が高くなります。

抽象度をどのように上げるかは、苫米地英人氏の著書に書かれていますが、簡単に書くと「視点を上げる」ことになります。

例えば、あなたが「柴犬のポチ」を飼っているとして、一段階抽象度を上げると「ポチという名前の(世界中の)犬」であったり、「(世界中の)柴犬」であったり、抽象度の上げ方は複数存在します。

そうやって抽象度を上げて行くと、ペットの「柴犬のポチ」は「生き物」というところまで上がります。

「あなたのペットの柴犬のポチ」と「生き物」を比較すると、抽象度が上がるにつれて、情報は少なくなることになります。

上は一つの例ですが、時間軸方向に視野を広げるのも練習になります。

誰でも良いので、一人の人を見て考えます。

この人は、どんな両親から生まれて、どこで育って、これまでどんな人生を歩んできて、今はどんな生活をしていて、これからどんな人生を歩んで、どんな死を迎えるのだろう。

さらには、その人の両親はどのように育って…、と遡ることもできますし、その人が死んだのち、その人に関係する人間はどのように生きるのだろう…、とさらに未来を考えることもできます。

わたしは、時間軸方向に視野を広げると、なんだか優しい気持ちになります。

これら以外にも、抽象度を上げるトレーニングの仕方は、たくさんあります。

大切なのは、常日頃抽象度の上げ下げを意識することかなと思います。

そうすることで、スコトーマの中から、これまで隠れていた大切なものが不意に現れます。

201701.01

元旦発売『COMPANY TANK』に掲載していただきました

Post by 中西千華 2017年1月1日
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本日1月1日発売の『COMPANY TANK』に、Creative Coachingを取り上げていただいております。

石黒彩さんとの対談です。

Amazonでは「一時的に在庫切れ」となっておりますが、COMPANY TANKのホームページで記事の閲覧をしていただくことができます。

http://www.companytank.jp/interview/201701/12829/

また、取扱書店は以下のようになっております。

http://www.companytank.jp/shop_list/

都内では、八重洲ブックセンターや、紀伊國屋書店、ブックファースト、丸善などでお取扱いがござます。

(書店・店舗が限られていますので、ご注意ください。)

もしも書店で手に取っていただくことがございましたら、わたしが心をこめたメッセージを受け取っていただけるかと思います。

素晴らしい1月1日を迎えることができ、今年もたくさんの素敵な方々との出会いがあるかと思うと、ワクワクします。

わたしたちが今日考えるのは、“今年の抱負”ではなく、“人生をかけたゴール”です。

201612.23

考えて、考えない

Post by 中西千華 2016年12月23日

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写真は、ペットトイレ用のシリカゲルです。

ペット用品など、重いものはインターネットの通信販売で購入することが多いです。

球状の形をした、ザ・シリカゲルといったタイプのものを注文するのは初めてで、簡単に言うと、間違えて注文しました。

みなさんも経験があるかもしれませんが、いつも使っている決まった日用品というのは、あまり考えずに買うことがあります。

わたしは今回、インターネットで見た袋の感じが、いつも購入しているものとそっくりなので、よく読まずに注文しました。

動物たちは初めて球状のものがトイレに入ったので、どよめいていました。

トイレがコンフォートゾーンではなくなったのかもしれません。

材質的に軽くていいかなと思っていたのですが、球状で軽いとなると、トイレからこれが1~2粒出てしまうと、動物たちの運動会が始まります。

夜中はたいてい、シリカゲルの跳ねる音と動物たちの走り回る音が聞こえてきます。

それだけなら問題ないのですが、先日動物の口に一粒入ってしまったのを発見し、あわてて口から取り出しました。

シリカゲルが口に入ると粘膜にくっついて危ないので、そろそろ元のものに戻そうと思います。

わたしたちが良く考えずに反射的に決めていることは結構たくさんあって、それらは潜在意識に任せている部分かなと思います。

例えば、みなさん、決まった勤務先に向かうときに、電車の経路や時間を毎日調べないですよね。

到着した駅から勤務先までの道筋を、毎日グーグルマップを見ながら歩かなくても、着くことができますよね。

もっというと、朝起きてから勤務先に到着するまで、特別何も考えなくても、なんとなく到着しますよね。

わたしは数年前に数か月間だけ、毎日異なる病院で勤めたことがあります。

ほぼ毎日、行ったことのない病院に初めて行くという状況でした。

みなさんにも想像していただければと思うのですが、毎日、電車の経路を調べて、駅からの道すじを調べ、トータル時間を計算するというのは、少し疲れる作業でした。

ですので、脳の必要とするエネルギーを考慮すると、優秀な潜在意識に動いてもらう必要があるということです。

ただ、潜在意識にバトンタッチする前に、わたしたちは顕在意識でしっかりと考えて選んでおく必要があります。

潜在意識に上手くバトンタッチできれば、常に顕在意識で考える必要はありません。

日用品の話ではありません。人生の選択の話です。

『あなたは、本当は何を求めていますか?』

現時点でのゴールが決まれば、優秀な潜在意識にバトンタッチしてください。

そして、ゴールはいつでも設定しなおして良いものです。

「このままいくとゴールを達成できる」と感じた時点で、設定しなおす必要があります。

ゴールの更新、ですね。

ゴールの更新は心おきなく遠慮なく、どんどん行ってください。

201612.18

過去を脱ぐ

Post by 中西千華 2016年12月18日

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昨日肩凝りがひどくて、原因を考えていました。

ストレス源として3つ考えられるものがあります。

一つ目は、歯列矯正の調整をしたばかりなので、歯の動きからくるものです。

二つ目は、金曜日に郵便局から(わたし自身の)個人情報が漏れたとの連絡が入り、そちらに対応する必要があったこと。

そして三つ目は、金曜日に着たダウンジャケットが、肩凝りの原因になっているのではと考えました。

一つ目と二つ目はもちろん原因となりうるものの、三つ目がどうもひっかかっていました。

そのダウンジャケットは買って数年目で、どう考えてもわたしにのしかかってくるようで、それが肩と背中から始まって身体全体を束縛しているような感覚でした。

わたしは物を手入れしながら何年間も使うのですが、「このダウンはもう着ることができないな」と思いました。

ここ数年間、冬場はそのダウンジャケットを毎日のように着ており、重いとか、苦しいとか、感じたことはありませんでした。

物理的なモノの重さというよりも、そのモノに載っている情報があって、それが今のわたしには適さないのだと思います。

情報というのは要するに、捨てるべき過去の情報です。

もしかしたら新しい情報を載せて着てくれる人がいるかもしれないと思い、リサイクルショップに出す準備をしています。

捨てるべき過去は迷わず捨てる。

わたしちは過去に囚われて思い悩むように、なにものかに仕向けられているところがあります。

不必要な過去は、吹っ切る以外に選択肢はありません。

過去を脱いで、未来に向かいましょう。

(写真は、ここ数年間冬場に来ていたジャケットです。これからリサイクルショップに出します。)

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