201607.12

続 want to

Post by 中西千華 2016年7月12日


数日前に、「want to」という題名の記事を書きました。

その中で、わたしはこの一文を書いています。

自分の麻酔科医という仕事について記述している一文です。

「また、表現が難しいですが、私は職人なので、そもそもhave toになり得ないという感じもします。」

この一文の意味について、ずっと考えていました。

コーチングでコーチはクライアントに対し、「have toのことはせずにwant toのことをするように」、とたいてい何度も言います。

にも関わらず、そもそもhave toになり得ないというわたしのこの感覚はなんだろう、とずっと考えていました。

自分にとって、麻酔の仕事は完全にhave toになり得ないです。

しかも、want toかというと、want toという次元でもないです。

この感覚は、わかる方にはわかるのかもしれません。

簡単にいうと、好きでやっている仕事だし、ずっとやっているから好きだし、目の前にやるべきことがあってそれをやっている、という感覚です。

もしかしたら仕事とはそういうものなのかもしれません。

苫米地英人博士の著書の中に、「『仕事が嫌いなのか』『会社が嫌いなのか』をはっきりさせてください。」というフレーズがあります。

これは実はかなり重要なことで、みなさんの中にも、仕事と会社に対する感情をごちゃまぜにしている方がいらっしゃるかもしれません。

でも本当によく考えていただきたいのが、仕事そのものは嫌いではなくて、まわりの人間関係が嫌な場合がとても多いのではないかということです。

「この仕事はwant toではない」と思っているあなたの仕事は、実は、とっても楽しいのかもしれません。

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