経営戦略
経営戦略、わたしにとって少し懐かしい響きの言葉を思い出し、記事を書くことにしました。
わたしにとっては過去の話ですが、コーチングと対比させるためにビジネススクールにいたころのことを思い出しています。
ビジネススクールではたくさんのことを学びます。
その中でも、今日は経営戦略について書きます。
戦略とは、ある教科書の定義によると「あるべき姿を達成するために、自らの経営資源と経営環境とを関係づけた地図と計画のようなもの」とされています。
つまり、ある企業においてある戦略を実行した際に、どの時点で業績がどうなっているのか、戦略と業績を結び付けて検討するということです。
未来への設計図を書くような印象です。
戦略を考える際に、フレームワークを用いてさまざまな切り口から分析を行います。
ビジネススクールに通わずとも、フレームワークをご存知の方は多いと思います。
SWOT分析や5F分析、PEST分析、4P分析など、さまざまなフレームワークがあります。
ビジネススクールでは経営戦略を論理的に説明できなければなりません。
まさか、「情報空間で・・・」とか「強い気を感じるので・・・」という言葉を使うことはないと思います。
そういう世界だからです。
分析をして未来の設計図を書く、ということは、過去を分析してそこから可能な未来を出す、ということです。
要するに、コーチングとは全く順序は逆です。
コーチングではまず未来を決めます。
経営学とコーチングではさまざまな点で考え方が異なりますが、わたしがビジネススクールで学んだことは本当に多く、あのとき経営学を学ぼうと決断して良かったな、と思います。
決断の背中を押してくれた友人にも感謝しています。
最近ですが、6月21日にわたしはCreative Coaching株式会社を設立しました。
その際に、本当に強く感じたことは、「分析すると間違える可能性のあることも存在する」ということです。
もしくは、「これでは分析しているうちに人生が終わってしまう」とも感じました。
会社を設立することはリスクを伴います。
そのリスクをいちいち分析して思い悩んでいたら、会社を作ることはできません。
ゴールを設定して、そのために必要であることは、さらに分析する必要はない。
全世界の社長の方々はみんなすごいな、と思います。
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