201607.01

七夕の短冊

Post by 中西千華 2016年7月1日


ところどころに、七夕の飾りつけをしているのを見る季節になりました。

今日みた短冊について書きたいと思います。

「まじょになりたい」という幼い子供らしいかわいらしいものから、「5億円ほしい」「億万長者になりたい」という、よくあるけれども考えてみると日本の資本主義にどっぷり洗脳されていそうなものなど、いろいろあります。

「幸せになりたい」というものもありました。

ひとつ気になった短冊があります。

「ままがぱぱにやさしくなりますようにおねがいします。」

全てひらがなで書いてあるところと自体から、小学校低学年の子供が書いたものだと思います。

子供は、自由にやりたいことに夢をふくらませてもらいたいと思うのですが、この子は夢どころではないわけです。

そもそもの、子供が与えられるべき安心感が与えられていないように感じました。

この短冊はおそらく親もみているだろうと考えると、この短冊を見て、どう感じたのかなと、考えていました。

七夕の季節です。

短冊には、何者にも影響されていないほんとうにかなえたい夢を、他人の目を気にせずワクワクしながら書いてもらいたいものです。

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