臨場感の大切さ
2月にイタリアに行った際、ローマでコロッセオに行きました。
朝早くに行ったので、そう並ばずに入ることができました。
一緒に行った人たちとは別行動で、時間になったら入口で待ち合わせをしました。
上の写真を見ていただいても分かりますが、一部修復されています。
下の写真はどういった構造か分かりますでしょうか。
観光用に修復されて人々がいるところが、いわゆる「闘技場」の高さになります。
その下の部分には、ライオンなど肉食の動物が収容されていた場所になります。
ご存知の方も多いとは思いますが、ここは殺し合いをする場所、もしくは一方的に殺される場所でした。
後々は闘技場として使われたのかもしれませんが、当初は「闘技場」という単語はふさわしくなく、ただただ、人か動物が殺される、それだけの場所だったと感じました。
わたしは全く感動できず、見ている途中で気分が悪くなって、早く出たくて仕方がなかったです。
下の写真は、亡くなった方々(おそらく動物達にも)に対する、石碑と十字架です。
おそらく写真だけではなんとなく綺麗な写真だなと感じたり、調べることでどういった場所だったかは分かると思います。
コロッセオで思ったのは、臨場感や人間の感覚は凄いということです。
今回はネガティブな例を出しましたので、ここから仕切り直します。
コーチングにおいて臨場感はとても大切です。
コーチングでゴールを設定する際、その時の臨場感をいかに感じ取り、見ることができるかがとても重要になります。
もちろんゴールにいる自分が感じている感情は「楽しい、嬉しい、すがすがしい」といったわくわくする感情です。
「楽しい、嬉しい、すがすがしい」といった、過去に自分が感じたとても良い感情を、ゴールにくっつけてしまうわけです。
ゴールにいる自分を考えると、すぐにその感情が湧き出てきます。
ゴールは現状の外なのでクリアに見えません。
ゴールを達成している自分がどんな様子か、バランスホィールから書き出したアファメーションを見ながらゆったりと想像してください。
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