201903.16
want toとは
Post by 中西千華 2019年3月16日
先日イタリアに初めて行ってきました。
ベネチアとローマ、最初にベネチアを訪れました。
ベネチアングラスを制作する職人さん達は、今はほとんどがムラーノ島にいらっしゃいます。
そんな中、ベネチアで制作している素晴らしい作品を制作される方がいらっしゃり、お会いすることができました。
COSTANTINIさんです。
(御本人の許可をいただいて写真を撮らせていただきました。)
青白い火でガラスを溶かしながら、あっという間に鳥の頭の部分を作って見せてくださいました。
鼻歌を歌いながら、とっても楽しそうです。
自然界の生き物をガラスで表現するプロフェッショナルです。
水中の生き物や、鳥や、昆虫など、本物と見紛うほどの作品を制作されています。
わたしは、産んだ卵を温めている鳥の作品を購入しました。
同じデザインの作品がいくつかあって、そのうち3つぐらいは非売品でした。
実際のところ、全作品を見ても非売品の方が多くて、再現できない何かがあるようなお話をされていました。
COSTANTINIさんはイタリア語なのですが、なんだか通じるもので、すごく楽しいひとときでした。
鼻歌を歌いながらガラスを自由自在に曲げていく姿をみて、「これが本物のwant toだな」と感じました。
本当に可愛らしい方で、パッションのお話もされていました。
鼻歌を歌うような気分で、情熱をもってできることが「want to」ですね。
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