苦手な人への接し方
少し抽象度の低い話のようですが、苦手な人の存在は実生活ではよくある問題です。
みなさんの周りに、なんだかどうしても苦手な人が、一人か二人いないでしょうか。
いったん気になり始めると、その人の言動が細かく気になることがあるかもしれません。
そして、「他人は自分の鏡」というフレーズを思い出して、「本当かな?鏡なのかな?」と悩むことがあるかもしれません。
いまわたしには特別苦手な人がいませんが、人間なので、ときどきこの人苦手だなと思うことがあります。
そんなとき今のわたしならどうするか、参考までに書いてみます。
①なぜ、その人と出会ったのか、理由を考える。
わたしはその人と出会った理由を、とことん考えることが多いです。
ある人と出会う理由は、わたしがその人から何か学ばせていただくことがあるから出会ったのだと考えています。
「なぜ出会ったのだろう。なぜ気になるのだろう。鏡と言うならば、わたしの何を見せてくれているのだろうか。」と。
たいていはそうやって考えているうちに、感謝の気持ちがわいてきて、いつの間にか苦手ではなくなっています。
不思議ですね。
でも、実際にわたしがやっていることは、自分のマインドを変えていることに他ならないように思います。
マインドとは、脳であり、心ですね。
相手に何か要求したり働きかけたりすることはありません。
自分のマインドを凝視しているうちに、謎が解けてきてマインドが変化し、苦手ではなくなっています。
②距離を置く。
上とは真反対のようにも思えますが、「苦手だ」とイライラしているうちは抽象度が下がっているので大切なことが見えなくなります。
俯瞰するためには、いったん、その人から遠くに自分を置きます。
物理的に離れるのは難しくても、気持ちを遠くに置くことは可能です。
無視したりするわけではなく、なんとなく離れる。
意外とできるものなので、一度やってみてください。
②と同時に①の作業をすることになります。
①と②をしていると、他人を変えようとすることなく、苦手だった人がいつの間にか苦手ではなくなります。
自分で自分のマインドをコントロールすることは難しいように思えますが、必ずできます。
写真のように、わたしたちそれぞれの水面に、一石を投じてくれる人というのは、とてもとても有難い存在です。
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