たくさん考える必要性
わたしたちの脳はシリアル思考もパラレル思考も、両方できます。
「シリアル」は「直列」、「パラレル」は「並列」です。
例えば、パラレル思考の分かりやすい例ですと、電話しながらスーパーのレジでお金を払ったり、わたしたちはできますよね。
ここで、思考スピードを上げる方法を考えます。
一番簡単なのは、ひとつのことをシリアルにより速く処理することですね。
徐々に難易度は上がりますが、次が複数のことを同時並行で処理する、パラレル思考です。
そしてさらには、パラレル思考をする際に処理する情報量を増やすこと、つまり、グレインサイズを大きくすることです。
グレインサイズ=抽象度であり、グレインサイズが大きくなると潜在的情報量が増えます。
言い方を変えると、抽象度を高くすることで視点が上がり、多くの情報が視野に入ってきます。
ここまで読んでいただいて、「そもそもそんなに考えることはありませんけど」という、「そもそも論」の声が聞こえてきそうです。
そうなんです。今の日本において、洗脳のような情報が蔓延している中、普通に暮らすにはあまり考える必要性がありません。
わたしたちは、あまり考えないように仕組まれています。
では、どうなったら上記のような情報処理方法が必要になってくるのでしょうか。
それは、「本物の」ゴールを持ったときかなと思います。
「本物の」ゴールを迷いなくもつと、思考すべきことの量、処理すべき情報量が言語の限界を振り切ります。
一度でも経験すると、この感覚は分かるかと思います。
シリアル思考には「シリアルボトルネック」という速度限界があります。
それは言語の限界とほぼ近いものでもあり、そのネックを、完全に振り切らざるをえなくなります。
つまり、グレインサイズを大きくしてパラレル思考をしている状態では、もはや言語を用いていません。
なんだかワクワクしませんか?
わたしはワクワクします。
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