モーツァルトクーゲル
先輩医師から、モーツァルトクーゲルという名前のお菓子をいただきました。
モーツァルトを見ただけでなんだかとても嬉しくて、その場で写真を撮りました。
どう考えても美味しそうなので、まだ開けていません。
登録商標記号、®がついていたので、不思議に思い調べてみました。
モーツアルトクーゲルはチョコレート菓子の名前で、一番最初は1890年にオーストリアのパウル・ヒュルストという方が作ったようです。
ヒュルストは商標権などの権利を持っていなかったため、模倣品を販売している企業と法廷で争いがあったようです。
結果として「モーツアルトクーゲル」の名前を使わないことで争いが終了しているようです。つまり、少しだけ名称を変えたモーツアルトクーゲルが各社から出ています。
これらの争いは権利についての争いであり、レシピについては争われていません。
一方で、オリジナルレシピを守って作っている製造企業もあり、手作業でモーツアルトクーゲルを作っているようです。
つまり、権利争いをしている大企業もあれば、その一方でオリジナルレシピを守ることに集中している中小企業もあるということになります。
何を目的、ゴールとするかで、方法が異なってくる良い例であるような印象を受けました。
権利争いが良くないとか、そういったことではなく、ただ単にゴールの違いです。
わたしは、基本的にあらゆる企業は利益を出さねばならないと思います。
企業は利益を出すことを前提として、何をゴールとするのか、それによってすべきことが変わってくるのだと考えます。
わたしたちの人生についても同じで、自分自身が何をゴールとして設定するか、それに尽きます。
もちろん、自分自身の変化に応じてどんどんゴールの更新をしてください。
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