high riskのレポート
約2年半前に購入した本が目に入り、手に取りました。
その頃に購入した、空や大乗仏教に関する本が数冊あります。
当時はビジネススクールに通っていました。
空や大乗仏教に関する本がある理由は、当時受けた講義のレポートが3種類から選べるもので、レポートを書くために買ったものです。
3種類のレポートは、1種類がhigh riskでレポートの点数が大幅なマイナスの点数が付く可能性から∞の点数が付く可能性のあるもの、2種類がlow riskで点数がほどほどに付くがそれほど高い点数が付かないもの、というものでした。
わたしは授業中での自分の点数がおそらく低いと考え、high riskのテーマを選んでレポートを書きました。
詳細は書くことができませんが、そのレポートの課題の中には、「空や大乗仏教を織り交ぜること」とありました。
今考えると、一般的にビジネススクールに通う人の中にはときに煩悩の強い人間がいるわけで、おそらくほとんどの人間が空や大乗仏教について興味が全くなかったのではないかと考えると、無茶な課題だなと思います。
いま自分のレポートを読んで、空や大乗仏教という単語を書いていないことに気付きました。単語を用いていないけれど、空へとつながることが予測されるような内容にはなっているように感じます。
自分のレポートと、先生からのコメントを読んで、今の自分であればもう少し違う角度から深く論述することができるように感じました。
また、先生からのコメントは「考えてみてください。」で終わっており、当時は考えてもよくわからなかったような気がします。
いまのわたしには、彼が何を言わんとするのか、なんとなく答えが出ました。
当時買った本を読んだので、その感想もまた別の機会に書きたいと思います。
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