ドリームキラーは誰か
写真はわたしのシンギングボウルです。
クリスタルボウルもいくつかあり、ともに、瞑想するときや、天然石その他を浄化するときに用います。
内側には梵字と、底に羯磨(かつま、ダブルバジュラ、ヴィシュヴァ・ヴァジュラ)の絵が描かれています。
外側も同じ文字と絵が入っています。
数年前に神社に参拝に行ったときに、たまたま骨董市のようなものをしていて、そこで音を確認して購入しました。
ティンシャも、素晴らしく美しい音のものがあったので一緒に買いました。
羯磨はチベット密教におけるのヴァジュラ(金剛杵)の一つで、ダブルはあまり多くはないですが、シングルのものはたくさん出回っています。
どの法具にも、持ち主との相性があるような気がするので、通信販売では買わない方がいいかなと思います。
今回、「ドリームキラーは誰か」という題名にしました。
もちろん、周囲の人たちは全員ドリームキラーになり得ます。
家族や友人、仕事場の人達、恋人、私たちが接するすべての人です。
それゆえ、ゴールをコーチ以外に話さないということはコーチングの鉄則になっています。
ただ、思うに、ドリームキラーになり易いのは自分自身です。
ヴァジュラを出した理由は、ヴァジュラは、邪気や煩悩を祓うための法具ですが、自分の中のドリームキラーを意識するのに使えるなと、ふと思ったからです。
煩悩は完全に叩き壊してはいけませんが、自分の中にドリームキラーがいるとすれば、出て行っていただく必要があります。
自分の思考を意識に上げて、自分の中のドリームキラーを是非意識してみてください。
煩悩をみつめる
煩悩について考えます。
煩悩の強い人は、良い仕事ができない、つまり抽象度の高い思考ができない、ということは苫米地英人氏も著書の中でよく書かれていることです。
強い煩悩は抽象度の高い思考の邪魔をします。
煩悩とは、食欲や物欲、睡眠欲や性欲など、人間の持つさまざまな欲望です。
食べ物に関しては、菜食主義など内容に対するこだわりは執着に入ります。
また、服装など、自分自身の見た目に過度にこだわることも執着です。
煩悩は悪いものではなく、わたしたちが人間である以上、消す必要はないしある程度は必要です。
人生を楽しむという意味においても、煩悩をほどよく満たすことで楽しむことが可能になります。
しかも、抽象度の高い思考をしてゴールに向かうにあたり、衣・食・住は満たされている必要があります。
ただし、必要以上の強い煩悩で衣・食・住を追いかけてしまうと、もはや抽象度を上げることは不可能である気がします。
基本的に煩悩は抽象度が低く、また、煩悩は執着を生みます。
何かに強く執着すると、抽象度の天井、つまりIQの天井が必ずできます。
可能であれば、IQに天井ができないような生活をするほうが、ゴールに近づく可能性が高くなります。
少し難しいですが、矛盾しそうで、矛盾しません。
重要なことは、わたしたちは人間なので煩悩を消すことはできないし、消そうとする必要は全くなく、抽象度を下げない程度に煩悩をコントロールする、というバランスを取ることです。
ときどき、自身の煩悩がどの程度か、強すぎない程度にバランスがとれているかどうか、チェックしてみてください。
もの食ふ人々
東京に上京してから受けたカルチャーショックのひとつについて、考えていました。
東京では、一人で歩きながら、もしくは一人で電車の中で、パンやお菓子を食べている人をよく見かけます。
最初見たときは、かなり驚きました。
わたしにとっては、地方ではあまり見ない光景だと感じました。
先日、朝の比較的混んでいる電車の中で、カバンの中にあるお菓子の袋からゴソゴソとチョコレート菓子を食べている人を見かけました。
朝の7:30に、混んだ電車の中で立ったまま、なぜチョコレート菓子をむさぼる必要があるのか。
これは日本社会の仕掛けた罠が、特に東京において顕著に現れているものと考えています。
食欲は人間の煩悩のひとつであり、なくては生きることができません。
しかし、食欲というのはお腹がすいたら食事をする、それだけです。
東京における食欲の異常な表現のされ方は、わたしにとっては違和感を感じざるを得ません。
では、この罠は何か。
苫米地英人博士も多数の著書で指摘されているように、(他の国に関しては知識がないのでなんとも言えませんが)日本社会は「飢餓への恐怖」を人々にうえつけることで、恐怖をもちいて人々をコントロールしているように見えます。
その表現型として表れているものの一つとして、上記に書いたような異常な食行動があるのだと考えています。
おそらく、駅のホームでパンを食べながら歩いている人たちは、特別なにも考えていません。
食行動がどうのという以前に、「なにも考えていないこと」が大問題だと、わたしは感じます。
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