恩師
写真はわたしが研修医のころに買った聴診器です。
医師免許を取ったばかりのころは、早く成長したくてたまらなくて、今思えばわたしは必死で、焦っていました。
写真の高額な聴診器や名前の入った白衣などは、医師としての臨場感をより早く強く得るためのツールだったのかもしれないなと思います。
この聴診器はもう長らく使っておらず、わたしの名前の入った白衣は今の働き方では必要ないので捨てました。
どの手術室にもオペ着があり、わたしは白衣を着ていなくても医師だからです。
話は変わりますが、先日恩師と電話でお話ししました。
恩師は医師です。
お話したのはもしかしたら8~9年ぶりぐらいかもしれません。
アポを取らせていただきたくてお電話したのですが、お会いして話すことはもうほとんどないのではないかというぐらい、お話しました。
久しぶりにお電話でお話しすると、わたしにも変わっていない部分と完全に変化している部分があり、恩師にもお変わりない部分と以前とお変わりになった部分があるように感じました。
恩師もそうお感じになられたのではないかなと思います。
わたしの以前から変わらないところは…、良く言うと自分のポリシーがあります。
そんなわたしでも可愛がってくださったのは、恩師の情報身体が非常に大きいのだと思います。
恩師から見ると、様々なことが完全に想定内だったのだろうなと感じました。
近いうちにお会いできることになったので、わたしは今からとっても楽しみにしています。
チームのセルフトーク
昨日、「アファメーション」ルー・タイス著のチームのセクションから引用しました。
今日もセクションVから引用すると同時に、「コーポレートコーチング(下)」苫米地英人著から引用します。
「チームやグループはコンフォートゾーンを持っています。グループには有効性の水準があります。グループは怖じ気づきます。グループにはセルフトークがあります。グループは重圧を感じます。グループはポジティブにもネガティブにも反応します。グループは恐れを感じます。」
「アファメーション」ルー・タイス著
「無意識のうちに考え方や人格形成にまで影響を及ぼしてしまうセルフトークですが、組織の場合は『コーポレートトーク』が重要になってきます。」
「コーポレートコーチング(下)」苫米地英人著
わたしが今日注目しているのは、グループやコーポレートなど、組織においてセルフトークが存在するということです。
ここからはわたしの考えていることです。
わたしはいろいろな病院で働かせていただいているので、組織のセルフトークは毎日肌で感じます。
わたした勤務するのは手術室ですが、病院の大小にかかわらず、それぞれのセルフトークがあります。
個人レベルではセルフトークをコントロールすることでセルフイメージを変えることができるのと同様に、組織レベルでもコーポレートトークをコントロールすることで組織のセルフイメージを変えることが可能だと思います。
トップとスタッフ、各部署すべてにおいて、全員がセルフトークを変えることで、組織のセルフイメージは変わると思います。
感じることとして、日本ではなんとなく、変わってはいけないような、目立ってはいけないような風潮があります。
変わらないと成長はあり得ないにもかかわらず、コンフォートゾーンから出ようとしないトップが多い気がします。
トップがコンフォートゾーンから出ようとしないと、成長したいスタッフはその組織を辞める以外に成長できません。
逆に考えると、組織全体で同じゴールに向かってコンフォートゾーンを上げていくことができれば、すべてのスタッフにとって快適な居場所になる可能性があります。
「コーポレートコーチング(下)」をじっくり読みたくて仕方がないので、いまはこのあたりにします。。
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