201607.26

「ハウルの動く城」パート2-ハウルの違い

Post by 中西千華 2016年7月26日

以前にも、宮崎駿監督の「ハウルの動く城」についての記事を書きました。

その時には、ソフィーの「心って重いの」という言葉について書きました。

今回はハウルに注目して書こうと思います。

わたしには、初めて「ハウルの動く城」を観たときから、それぞれのシーンごとにハウルが微妙に違うのが不思議でした。

髪や目の色はもちろんですが、身体の大きさも違って、全く別人のように描かれているように見えます。

魔法使いだから髪の色などを自ら変えている、と言ってしまうとそれまでなのですが、それだけではない何かを感じます。

当初は、いくら魔法使いでも…と、単純に疑問に感じていました。

苫米地英人博士の著書の中に「あなたも『あなた』という情報場の写像」という言葉があります。

これがまさにしっくりきます。

ハウルは、そのシーンごとの「ハウル」という情報が物理空間に現れたもの、と考えると分かりやすいかと思います。

そのシーンごとに、宮崎駿監督がハウルによって現したい情報が違っており、結果的にハウルが全く違って描かれているのだと感じました。

そう考えると、わたしたちはわたしたち自身の写像(物理的な存在)を変えることが可能です。

写像を変えるというよりも、マインド(脳=心)、ブリーフ(belief)が変われば写像も必然的に変わるのだと思います。

やり方は?となるとここでは説明しきれないので、またの機会にお伝えできればと思います。

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