201606.29

通行量調査

Post by 中西千華 2016年6月29日

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今日は最寄り駅で歩行者通行量調査をしていました。

おそらく商工会議所が行っているものだと思います。

最寄り駅には改札が2か所あり、それぞれの改札の前に3人、わたしが帰る方向の階段近くには、さらに4人の方がいらっしゃいました。

人通りの多い改札では椅子が置けないようで、立ったままでカウントしていました。

調査をされている方々は、20歳ぐらいの男性から、40代ぐらいの女性、50代ぐらいの男性、さまざまな方がいらっしゃるように見えました。

そして、それぞれの方がカウンター(数取器)を16個持っていました。

わたしは学生の頃にいろいろなアルバイトをしたことがありますが、歩行通行量調査をしたことはありません。

交通量調査はしたことがあるので、交通量調査のカウントの仕方についてはだいたい分かります。

分からないことには興味が出るもので、16個の内訳が非常に気になりました。

直接聞くわけにはいかず、考えていました。

性別(男性、女性)、年代(0~9歳、10代、20代、30代、40代、50代、60代、70代以上)、これで2×8=16パターンあります。

でも、その駅はときどき自転車をおして通る人もいるので、自転車のカウントはどうしているのだろうか、などと考えていました。

朝7:30ぐらいに通った時はすでに通行量調査を始めており、夕方18:00ぐらいに通った時もカウントしていました。

ということは、予想としてはおそらく7:00~19:00の12時間の勤務かなと思います。

そしてさらに観察しながら考えたのは、カウントしている人たちは性別と年代を瞬時に判断してカウントしています。

性別・年代が分かりにくかったり、曖昧な場合は、おそらく可能性の高いと思われる方にカウントしているはずです。

二つ感じたことがあります。

一つは、その「曖昧さ」を瞬時に処理する能力というのは、人間はすごく高いのだろうと思います。

コンピューターが処理する場合よりも、正確さは人間の方が勝ると思います。

人間は、顏だけでなく、持ち物や仕草など、詳細な部分をトータルで見て瞬時に判断することができます。

人間の能力はすごいなと思いました。

もう一つ感じたことは、通行量調査のアルバイトはしんどく、ストレスのかかるものです。

want toで、このアルバイトのことを大好きでやっている人はほとんどいないと思います。

何かしら必要性があって、have toでこのアルバイトに行きついたのだと思います。

通行量調査が必要かどうかはさておき、お金を稼ぐという同じ目的にしても、want toな仕事を選ぶ人が増えるといいなと思います。

今日見た通行量調査の光景を見て感じたことは、立ち止まって考えるという作業をしないと、通り過ぎて終わりです。

日常生活の中で、いろいろなことに対し、立ち止まって考える習慣をつけてください。

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