201606.20

テクノロジーの考え方

Post by 中西千華 2016年6月20日
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わたしたちは、携帯電話を持ち歩き、毎日のようにパソコンを使う方も多いと思います。
インターネットで調べものをすることもあるかと思います。

インターネットを使うときに注意が必要なことがあります。
インターネットは情報空間のものなので、書き換えることが簡単にできます。
逆に、物理空間のものを変えるのは大変な作業となります。

簡単に書き換えられる情報を見るときに注意しなければならないのは、わたしたち人間は、情報的な存在であるということです。
つまり、物理空間にリアリティを感じるのと同様に、情報空間にリアリティを感じることができます。
もしも、現実世界に対するよりもインターネットの世界に対する臨場感(現実だと強く感じる感覚)の方が高くなった場合、インターネットの情報にのみこまれます。
経験のある方は多いのではないでしょうか。
パソコンや携帯を見ていて、ある情報がまるで現実のように感じられたり、携帯の電源が切れると大慌てになったり。

繰り返しになりますが、
インターネットの情報は書き換えることが簡単で、恣意的に操作することも非常に簡単です。
かつ、そこに人間は臨場感をもつことができる。
そうなると、人間は誰かが恣意的に発信している情報に洗脳されやすくなります。

発信源のわからない情報は信じないでください。
また、発信源がはっきりした情報であっても、誰が、どんな目的で発信しているのか、常に考えてください。

テクノロジーは、わたしたちの労働時間を減らしてくれたり、ゴール達成に用いるためのツールの一つにすぎません。

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