201704.13

抽象度を上げるー桜を体感する

Post by 中西千華 2017年4月13日

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一昨日、霧雨が降っている中で撮った桜の木です。

おそらく染井吉野です。

本当に美しいなぁ!と思って撮りました。

わたしは、まだつぼみの多い桜も好きですし、散っていく桜も大好きです。

満開は、言わずもがなですね。

わたしは、桜の花びらが吹雪のように散っている様子をみると、本当になんとも言えない気持ちになります。

散るのはなんとなく切ないけれども、散っていく姿には来年も満開に咲くであろう素晴らしい未来の姿が含まれています。

来年も咲いて、再来年も咲いて、あとどのくらい咲いてくれるのだろうかと、考えます。

わたしが生きている間に枯れることがあるのだろうか、それとも、もっと咲き続けるのだろうか。

逆に、桜がここまで大きくなるのに、何十年経っているのかなと考えることもあります。

春の桜は変化が大きいので、過去と未来、そして現在をとてもよく感じることができます。

このように、生きているものの一生を考え、さらにそれが誕生する前のことやなくなった後のことを考えるのも、抽象度を上げるトレーニングの一つですね。

青い葉が増えてきた桜もまた、美しいです。

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