201704.12
抽象度を上げるー宇宙を見る
Post by 中西千華 2017年4月12日
抽象度を上げることは、コーチングにおいてとても大切です。
では、抽象度とは何かというと、視野の広さや視点の高さのことです。
抽象度が高いほど、俯瞰しているということになります。
抽象の反意語は具体なので、抽象度が上がるほど具体性はなくなっていきます。
抽象度を上げたり下げたりできることは、物事の見方として大切です。
一匹の犬を例に挙げます。
目の前にいる犬が「山田さんちにいる柴犬のポチ」だとします。
「山田さんちにいる柴犬のポチ」は具体的で抽象度は低いです。
ここから順に抽象度を上げていくと、「山田さんちにいる柴犬のポチ」→「柴犬のポチ」(世界中にいるポチという名前の柴犬をすべて含みます)→「柴犬」(全世界の柴犬を含みます)→「犬」→「哺乳類」→「動物」→「生物」...という具合です。
抽象度を変える練習は目の前にあるものでできるので、ぜひやってみてください。
では、今回の本題ですが、さあ宇宙を見ましょう!ということで、素敵な動画があります。
『The Known Universe by AMNH』という動画で、ご存知の方がいらっしゃるかもしれません。
地球上でもっとも標高の高いヒマラヤから始まります。
たった6分30秒で、地球上からスタートし、現時点で地球上において分かっている宇宙の全体像まで見て、地球に戻ってきます。
みなさんはこれを見て、どのように感じられたでしょうか。
わたしの拙い説明よりも、薄い本で良いので、宇宙の構造にふれている物理学の本を読まれることを勧めます。
この動画の意味がとてもよく分かると思います。
参考)American Museum of Natural Historyのサイト
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