自分の価値観
ルー・タイス著『アファメーション』より、引用します。
今回は61ページの「自分の価値観を明らかにする(五つの質問)」という部分です。
抜粋して引用しますので、本をお持ちの方はぜひ61ページを開いていただけると幸いです。
「自分の理想や価値観を明らかにするために、次のことを試してみてください。
一.自分の体から心臓を取り出して、手のひらに乗せるところを想像してみる
二.命を脅かすような出来事を想像(あるいは経験)してみる
三.痛みを経験する
四.自分が本当に幸せだと感じるものは何かを考える
五.厳しい質問を投げかける」
(「アファメーション」ルー・タイス著)
わたしたちはそれぞれ、価値の優先順位というものを持っています。
100人いれば100人それぞれ異なります。
価値の優先順位を熟考して現時点での結論を出すのは、時間がかかるかもしれませんが、とても大切なことです。
なぜ、自分の価値観を明らかにするところを引用したかというと、わたしたちは社会洗脳下において、何ものかによって価値観を挿げ替えられてしまうことがたびたびあるからです。
ときどきではなく、常にその危険にさらされているので、わたしたちは自分自身をいつもよく観察しておく必要があります。
ぼんやりしていると、いつのまにか自分の大切なものが、何ものかによって挿げ替えられます。
挿げ替えられてしまった結果何が起こるかというと、わたしたちのマインドは「静かなる絶望」に侵食されます。
そのうち、「静かなる絶望」に慣れてしまい、残念なことにそのまま人生を終える可能性があります。
「五.厳しい質問を投げかける」という項目をさらに引用します。
「自分が価値を置くものに厳しい目を向け、こう自分にたずねてください。
『私はこの人生で何に最も価値を見出すだろう?』
『何に対して闘うだろう?』
『何のためなら命を賭けられるだろう?』
自由?権利?正義?愛する者?快適な生活?精神的・肉体的な健康?
あなたが価値を置くものを選び出してください。自分の人生で重要と思うものを六つか七つ選び出したら、何を人生の目標にすべきかがわかります。」
これはわたしの意見ですが、何のために命を賭けるのか、真剣に考えてください。
わたしは基本的に、バランスホイールの考え方は大切だと思います。
バランスホイールをベースとして、最重要の価値を何に置くのか、是非ゆっくり時間をかけて考えていただければと思います。
わたしは「静かなる絶望」を望まないし、できればみなさんにも、みなさん自身の価値の優先順位を死守してもらいたいです。
自分自身の価値の優先順位を守れるのは、自分だけです。
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