自由への扉
日本で若者が未来を考えるときに、どうすればwant toのことを選択できうるのか、考えていました。
たしか自分が高校生のとき、自分に職業についての知識があまりに少ないことに問題を感じ、職業の辞典のような本を買った記憶があります。
その本には、各職業の内容や、その職業に就く方法、試験の合格率などが書かれていました。
そのころテレビで、資格取得についてのことをよく取り上げていたのも影響しているかもしれません。
その本を読んで医学部に決めたのではありませんが、日本の教育システムに問題があるために職業の本を買わざるを得なかったのかもしれないと感じています。
一般的に日本の教育は、want toのことを見つけなさい、とは決して教えてくれません。
高校は、○○大学○○人入学という進学率をゴールにしている部分があり、大学は大学で、就学率や公務員試験合格率などをゴールにしている部分があります。
教育機関のゴールが「率」で表されるものである以上、人びとを過去に縛り付けることで奴隷のような生き方しか選択できない人たちを増やすことになります。
逆に、そうさせることで利益を得ている人たちがいて、彼らにとっては奴隷を増やすことが目的である側面があります。
確かに、敷かれたレールを生きるのは考える必要がないという点で楽なのかもしれません。
ただ、本気で人生を楽しむことを決めたなら、奴隷のような生き方をやめる必要が出てきます。
わたしたちが今、どこかの組織に属していているとしても、その中で自由になることは可能だと思います。
その第一歩は、「今の自分が置かれている状況」を徹底的に意識に上げることだと考えます。
漫然と組織の中にいると、コンフォートゾーンから抜け出ることが難しくなります。
毎瞬間、自分はどれくらい自由か考え意識に上げることで、さらなる自由への扉が見えてくると思います。
世界を変えるのは、たいてい、異端児です。
生き方に正解はなく、恐れるに値するものは何もありません。
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