201608.09

続 般若心経

Post by 中西千華 2016年8月9日

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引き続いて般若心経の続編を書きます。

わたしには妹たちがいて、うち一人が般若心経を暗唱できるので、墓参りに行ったときには彼女がいることで墓参りが引き締まるようなところがあります。

ふと、彼女はなぜ般若心経を暗記していて、それはいつからだったかなと疑問に感じました。

妹は仏教の学校にいたわけではないので、わたしが暗唱できるほうがまだ理解できます。

確実に10年前には墓参り時の読経係になっていたので、かなり前かなと思い、聞いてみました。

11歳か12歳のときには暗唱できるようになっていたそうで、暗唱の理由は3つあって、「子供心にお化けが怖かった(のでお化け対策)」というのがひとつ、そして「唱えると仏さん(死者)が喜ぶと聞いて」というのがひとつ、最後の理由として「他の家に行ったときにも宗派問わず困らないから」というのが3つめの理由でした。

11歳か12歳という年齢と、3つ目の宗派問わずというのを聞いて、妹ながら、菩薩(悟りに向かって進む人のこと)なのかと思いました。

でも般若心経の意味はよく分かっていないようなので、菩薩ではありませんでした。

ただ、般若心経のマントラとしての機能を考えると、わたしの家庭において彼女の読経はかなり重要な役割を果たしています。

わたしも、意味を理解したうえで般若心経をアファメーションとして、いまいちど考えてみようと思います。

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