201606.29

雑誌

Post by 中西千華 2016年6月29日


わたしはあまり雑誌を読まないですが、美容室などで雑誌が目の前に置かれると、みることがあります。

20代、30代をターゲットにした雑誌は、わたしにとってはびっくりするようなことが書いてあるので楽しいです。

大雑把に言うと、「〜に見られたい」「〜だと思われたい」という趣旨の特集が多いように感じます。

40代をターゲットにした雑誌であれば、あからさまな表現はしていないかもしれませんが、よく考えれば同じような趣旨のものがあります。

「幸せそうに見られたい」「幸せだと思われたい」「痩せているように見られたい」「おしゃれだと思われたい」「知的に見られたい」

良い悪いではなく、すべて、煩悩です。

ニュースの雑誌以外の雑誌は、たいてい、こういった煩悩に執着させることで消費を生もうとするものがほとんどである印象を受けています。
女性だけでなく男性でも、「雑誌を読んだらあの売れているらしい服が欲しくなった。」「あの限定って書いてあった時計を見に行かなきゃ。」という感覚を感じたことはあると思います。

まず、「〜に見られたい」「〜だと思われたい」という考えは捨ててください。

他人の評価軸に従って生きるのは、とても寂しい生き方です。

そして、わたしたちは常に、メディアにコントロールされやすい環境下にいることを意識してください。

幸せは、自分自身で選ぶものです。

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