201608.11
美しいもの
Post by 中西千華 2016年8月11日
テレビを持たないと、オリンピックをLIVEで見るのに手間がかかるので、4年に一回不便さを感じるのだなと思いながら過ごしています。
わたしは日本人なので、やはり日本人選手がメダルを取ると嬉しいです。感動します。
LIVEで見ることができることもあるし、後から映像を見ることもあります。
なんとも言葉にしづらいのですが、選手の瞳が、立ち姿が、心から美しいと思います。
どうしても、言葉という低い抽象度にすることは、抽象度を下げることになるので表現が難しいです。
本気で生きている人間からは、美しいものがにじみ出るのだなと、あらためて感じました。
初出場の選手の眼はキラキラしていますし、何回目かの選手の眼からはより深い力といいますか、「気」といいますか何とも言えないものを感じます。
姿だけで本当に感銘を受けます。
一人一人の選手の試合を見て、コーチとして学ぶことがたくさんあるのですが、なんとなく記事にしづらいなと感じています。
スポーツ選手としての命をかけている試合を、今は言葉というものに下げたくないなと思います。
言葉にできるときが来たときに、言葉にします。
ふと感じたのは、スポーツ選手はいつか引退するときが来るのですが、ゴールを持ちながら生きている人間は迷うことは少ないので、スポーツ選手としての役割を引退したとしても迷うことは少ないのかなと感じます。
おそらく、ふだんからゴール設定をしているはずなので、役割が変わってもゴールを変えて輝き続けるということかもしれないなと感じました。
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