脳の不思議
今年イタリアに旅行で行きました。
初めてのイタリアでとても新鮮でした。
写真はローマの有名なお店で買ったプレートです。
もともと有名なのか、日本の旅行案内本に載ってるから有名なのか分かりません。
箱を開けていなくてそのままだったので開けたところ、自分が選んだつもりだったものと、1枚は買ったつもりのものと違ったので驚きました。
店員さんが間違えたのではなくて、確かにわたしはこの2枚を買っていて、単純に記憶が曖昧でした。
お店に行ったときに、上にある方のプレートが在庫が2枚しかなく、どちらがいいか議論していて下の方のプレートの記憶が曖昧になっていました。
片方のプレートに集中していたので、もう片方が少しだけスコトーマ(心理的な盲点)に入っていました。
人間の脳は本当に興味深いです。
プレートを例に出しましたが、スコトーマに関して言うと私たちの人生も同じです。
スコトーマから大切なものを引っ張り出してくることができるかどうか、それによって人生は大きく変わります。
そして、目に映るものを選ぶのは私たち自身であり、どんな選び方をするかは極めて自由です。
臨場感の大切さ
2月にイタリアに行った際、ローマでコロッセオに行きました。
朝早くに行ったので、そう並ばずに入ることができました。
一緒に行った人たちとは別行動で、時間になったら入口で待ち合わせをしました。
上の写真を見ていただいても分かりますが、一部修復されています。
下の写真はどういった構造か分かりますでしょうか。
観光用に修復されて人々がいるところが、いわゆる「闘技場」の高さになります。
その下の部分には、ライオンなど肉食の動物が収容されていた場所になります。
ご存知の方も多いとは思いますが、ここは殺し合いをする場所、もしくは一方的に殺される場所でした。
後々は闘技場として使われたのかもしれませんが、当初は「闘技場」という単語はふさわしくなく、ただただ、人か動物が殺される、それだけの場所だったと感じました。
わたしは全く感動できず、見ている途中で気分が悪くなって、早く出たくて仕方がなかったです。
下の写真は、亡くなった方々(おそらく動物達にも)に対する、石碑と十字架です。
おそらく写真だけではなんとなく綺麗な写真だなと感じたり、調べることでどういった場所だったかは分かると思います。
コロッセオで思ったのは、臨場感や人間の感覚は凄いということです。
今回はネガティブな例を出しましたので、ここから仕切り直します。
コーチングにおいて臨場感はとても大切です。
コーチングでゴールを設定する際、その時の臨場感をいかに感じ取り、見ることができるかがとても重要になります。
もちろんゴールにいる自分が感じている感情は「楽しい、嬉しい、すがすがしい」といったわくわくする感情です。
「楽しい、嬉しい、すがすがしい」といった、過去に自分が感じたとても良い感情を、ゴールにくっつけてしまうわけです。
ゴールにいる自分を考えると、すぐにその感情が湧き出てきます。
ゴールは現状の外なのでクリアに見えません。
ゴールを達成している自分がどんな様子か、バランスホィールから書き出したアファメーションを見ながらゆったりと想像してください。
ニューカレドニア
気付けば2ヶ月も更新しておらず、びっくりしました。
年末年始に、母とニューカレドニアに行って来ました。
わたしにとって、年末年始にニューカレドニアに行くことは“現状の外”でした。
コンフォートゾーンの外の出来事なので、直前になるまで「本当に行くのかな?」と感じていました。
そして本当に行って来ました。
これで、もうコンフォートゾーンの内に入りました。
母も同じように「本当に行けるのかな?」と感じていたようです。
コンフォートゾーンというのは面白いものです。
記事には書いていませんが、昨年、母に救われた出来事がありました。
わたしは母に助けてもらいました。
ですので、たとえ自己満足であっても母に何かできればと思い、勢いで申し込んだ旅行でした。
結果、わたしにとってもすごくすごく、楽しい旅行となりました。
行き先はニューカレドニアのイル・デ・パン島です。
びっくりするぐらい美しく、母と「青ってこんなに種類があるんだね」と話しました。
日焼けはしましたが、そんなことどうでもよくなるぐらい素晴らしいところでした。
reader読者登録
ブログ購読をご希望の方はこちらからご登録ください。