201702.12

医師家系

Post by 中西千華 2017年2月12日

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わたしはあまりFacebookを見ていないのですが、Facebookでたまたま目にした、医師家系に生まれた友人の投稿が心に刺さりました。

友人は医師の道を選択していません。

ご本人の了承をいただいたので、引用させていただきます。

 

 

心理学の門を叩き、早一年
怒涛の一年であった

一番の気付きは
病院で弱音を吐けない自分だ

これは地方の医療従事者の
家庭ならではの悩みだと思う

小さい頃から診てもらう先生は
父親の同僚や友人のお父さん

父親のテリトリーなので
家庭や本当の悩みが言えない

医師には守秘義務がある
子供が言わないでと言えば
親にはフィードバックされない

家庭内守秘義務だらけで
小さな風邪をこじらせて
大きな病気になっていた
病院でくらい泣いてもいい
当たり前のことができなかった
そんな
自分の生きにくさに気付いたら

朝起きれるようになった
新聞を読み
掃除をする
相変わらず掃除は苦手だ
これも少しずつしよう
「ごめんなさい」より
「ありがとう」が増えてきた
悩む暇ありゃヨガ、縄跳び
何故か睫毛がのびてきた
体温計を37度2分ちょうどにこする
裏技を教えた祖母の口癖は

「生きたい場所で生きなさい
それが日本でなくても構わない」

「夢は自分で叶えるもの
どうか自由に生きて夢を叶えてください」

自由に生きていく道をひいてくれた
祖父母、そして両親になにより感謝して
その言葉も伝えよう

きっとこれからも
いろんなことが起こるでしょう

でも、人生あっという間
楽しく明るく生きたいものです

 

 

引用は以上です。

本当に、素敵だなぁと思い、何度も読みました。

友人が、たくさんの壁を乗り越えて、今穏やかにいてくれることが嬉しいです。

「家庭内守秘義務だらけで

小さな風邪をこじらせて

大きな病気になっていた」

わたしの親は医師ではありませんが、わたしにも経験があります。

“大きな病気”と表現されるものを乗り越えて、今ここにいます。

みなさんも、もしかしたら、経験があるのではないかなと、思います。

ドリームキラーという単語をあまり出したくはありませんが、親や家族は、心からの善意でドリームキラーになります。

しかも、最強のドリームキラーです。

気付いたころには、わたしたちの夢はすでに壊れていて、親や家族が納得するような選択をしていることがあります。

でも、幸運にもそのことに気付いたのであれば、そこから、人生の主導権を自分に戻すことができます。

「生きたい場所で生きなさい

それが日本でなくても構わない」

わたしもそう思います。

外の世界へ出るには、自身の力が必要です。

そして、もしも強力なドリームサポーターが必要であれば、コーチがいます。

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