スコトーマ祭ー③海外テレビドラマ
わたしがよく観るテレビドラマは、今は「グレイズアナトミー」です。
「グレイズアナトミー」はシアトルの病院のERが舞台になっていて、出演されている方々がとても魅力的です。
わたしにとっては見やすいドラマなので、英語の勉強にもなりますし、自分のスコトーマを外すのが楽しいという側面もあります。
スコトーマを意識しなくても楽しいのですが、スコトーマを探すようにすると、より楽しくなります。
例えば、そもそもシアトルの病院なので、米国型の医療をしています。
米国型の医療は、米国型の医療が身近にある日本人にとっては違和感がないのだと思います。
すでにその時点でスコトーマがあるので、米国以外の医療はどんなものなのだろう、と、わたしにはとても興味がわきます。
わたしは世界中の医療に興味があります。
また、細かいところで言うと、わたしの専門は麻酔であってERではないのですが、業務をするときに「マスク」を外していることはまずないです。
業務中にマスクをしていない時間はほぼないのではないか、というぐらいずっとマスクをしています。
グレイズアナトミーでは、テレビドラマの演出上、俳優さんたちの顔を隠すわけにいかないので、手術室以外ではあまりマスクをしていません。
このことに長らく気付かなかったので、気付いたときはちょっと嬉しかったです。
マスクは、米国のCDCから提唱されて日本に入ってきたもので、「スタンダードプリコーション」と呼ばれる標準予防策の中の一つです。
米国で提唱されたものなので、グレイズアナトミーでマスクをしていないのは演出上以外には考えにくいのかなと感じました。
こんな風に、テレビドラマひとつとっても、楽しみ方やトレーニングの仕方がいくつかあります。
みなさんにも、テレビドラマや映画を観るときに、いろいろな見方や楽しみ方を見つけていただければいいなと思います。
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