201605.21

時計が刻むもの

Post by 中西千華 2016年5月21日

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今日ふと立ち寄った文房具屋さんに、美しいボールペンがあったので、これから使うであろう文房具一式を買いました。

小さな時計も買いました。

時計に電池を入れると、時計が「カチ カチ カチ」と時を刻み始めました。

時計の音を聞いていると、5年以上、この音を聞いていないことに気付きました。

腕時計を持っておらず、部屋に時計はありません。

スマートフォンを目覚ましとして使っているので、時計を持たなくても困ることはありません。

あまりに久しぶりに聞く新鮮な音で、時計が刻んでいるのは何なのだろうか…と考えていました。

情報空間において時間は伸びたり縮んだりします。長く感じる1日とあっという間の1日があります。

時計は物理空間の存在で、物理空間において物理的時間を刻んでいます。

ということは、情報空間において、時計は意味がなくなります。

情報空間には、未来、現在、過去、全て含まれています。

時間の概念を、時々、じっくり考えて、体感で時を感じてみると良いと思います。

そのために、時々、時計の音が聞こえない空間に、しばし、身を置いてみてください。

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