201605.24
ロボット掃除機
Post by 中西千華 2016年5月24日
私の部屋にはロボット掃除機があります。
CLEANボタンを押すと、軽やかなメロディを流して発進します。
約15分程部屋の中を行ったり来たりしながら掃除をし、電源のある元の位置に戻ります。
戻った時も、軽やかなメロディが流れます。
時々、エラーが起きるので、部屋にいるときにしか使わないようにしています。
ロボット掃除機の動きは、生物のホメオスタシスによく似ています。
エラーが起きない限り、常に元の位置に戻ります。
エラーが起きた時は音声で知らせ、元の位置に戻ろうとします。
人間の身体におていも、ホメオスタシスが常に働いています。
ただし、物理空間においてです。
体温を保っていることや、血中の血糖値を保っていること、水分が不足したら喉が渇くことなど、挙げればきりがありません。
人間がロボットと決定的に違うことは、情報空間にも生きているということです。
情報空間では、人間はホメオスタシスを拒否することができます。
元いた場所に戻らず、次の他の場所へ行くことができます。
次にどこへ行きたいのか、本気で考えてください。
他人が考えた場所ではなく、自分自身で、行きたい場所を作りだして下さい。
現状しばらくは、生命時間は有限です。
ロボット掃除機の真似をしている時間は、ありません。
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