201610.04

「Eat the Rich」

Post by 中西千華 2016年10月4日

Aerosmithをご存知の方は多いと思います。

今日部屋を出るときに、突然、Aerosmithの「Eat the Rich」のイントロが頭の中に流れてきました。

これは聴くしかないと思い、電車の中で「A Little South of Sanity」というライブアルバムの中の「Eat the Rich」を繰り返し聴いていました。

なんども繰り返し聴きながら、ぼんやりと、“richを喰っても喰われるな”、だなぁと考えていました。

世の中を見ていると、richに対する煩悩にとらわれている人がたくさんいます。

ある程度までは良いのですが、執着の度が超えると危険だと、わたしは考えます。

わたしたちは誰しも、その危険と背中合わせにいます。

richになるのは良いと思います。

ただ、richは幻想の一つに過ぎないことを頭の片隅に置いておく必要があります。

頭の片隅に置いた上で、存分に楽しんでください。

繰り返しになりますが、richを喰っても良いです。けれど、決して、喰われないように、呑まれないようにして下さい。

201609.29

「Smells Like Teen Spirit」

Post by 中西千華 2016年9月29日


(universal music ホームページより)

わたしには特定の好きなミュージシャンというのは、今やなくなってしまいました。

以前は好きなミュージシャンがあって、CDもたくさん持っていました。

執着がなくなってしまって、引っ越しの際にCDをほぼ全て中古屋さんに出しました。

最近はiPadを小さなスピーカーにBluetoothでつないで、音楽を聞いています。

自分のスコトーマを外したいというのもあり、ときどき全く知らないミュージシャンの音楽を聞くようにしています。

今日は、有名な方だと思うのですがわたしは存じ上げなかった「青木カレン」さんの音楽を聞いています。青木カレンさんはジャズボーカリストです。

ジャズはどれだけ好きかと聞かれると「普通」で、カバー曲というのはわたしはあまり聞かないです。

カバー曲というのは、原曲が素晴らしいので、原曲を超えることはできないからです。

青木カレンさんのCDの中に、Smells Like Teen Spiritのカバーがありました。

ご存知の方はご存知ですね。

今は亡きカート・コバーンがvoval&guitarをしていた、Nirvanaの曲です。

わたしにとっては、Smells Like Teen Spiritを初めて聴いた時は「なんだこの音楽は」と衝撃を受けましたし、カート・コバーンが突然亡くなったのも衝撃的でした。

詳しくない私が説明するまでもないのですが、Nirvanaはロックの中にグランジという潮流を作りました。

わたしはNirvanaの曲の中でもSmells Like Teen Spiritが大好きです。

原曲であるSmells Like Teen Spiritはロックかつグランジで、青木カレンさんはグランジをジャズでカバーしています。

まさかNirvanaをジャズでカバーする方がいるとは思わなかったので、驚きました。

その結果、全く異なる曲になっています。

ジャズのSmells Like Teen Spiritもかっこいいです。

スコトーマを外して全く異なる曲にしてしまうと、原曲を超える超えないの問題ではなくなるということがよく分かりました。

Smells Like Teen Spiritは、原曲と同じようなロックでカバーしようとすると、どうしようもなく色褪せるだろう、そんな名曲です。

懐かしさとともに新しさを感じています。

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